※PR文を含みます
レンタルサーバーの中でも人気のエックスサーバーはPythonを実行することができます。ただ、Pythonを実行できるサーバーとして、通常のレンタルサーバー(共用サーバー)とXserver VPSがあり、自分にはどちらがあっているのか分からず、迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、エックスサーバーでPythonを実行する方法とプランの選び方を解説します。
<3月24日まで!>利用料金半額キャッシュバックキャンペーン! 現在エックスサーバーでは、キャンペーン期間中に新規申込みのサーバーアカウントを対象に、 長期契約ほどキャッシュバック金額がアップするため、 【キャッシュバック条件】 【キャンペーン内容】 【キャンペーン期間】 |
目次
先程も記載した通り、エックスサーバーでは通常のレンタルサーバー(共用サーバー)とVPSどちらのサーバーでもPythonの実行が可能です。
ただし、どちらのプランでもPythonを実行することはできますが、レンタルサーバーとVPSは全く異なるサーバーですので、まずは大前提として違いをしっかり理解し、選ぶことが重要です。
レンタルサーバーとVPSの違いから、自分がどちらのプランが適しているのか、更にPythonを実行するにはどちらが適しているかを検討できると良いでしょう。
レンタルサーバー(共用サーバー) | VPS | |
---|---|---|
コスト(月額など) | 低い | 低い |
環境構築の自由度 | 低い(root権限無し) | 高い(root権限あり) |
サーバー構築 | なし | 利用者自身で行う |
保守 | なし | 利用者自身で行う |
他ユーザのアクセス過多の影響 | 受ける | ほとんど受けない |
上記の表の中で特筆すべきは、レンタルサーバー(共用サーバー)にはroot権限がないため、環境構築自由度が低い一方で、VPSにはroot権限があるため環境構築自由度が高いことです。
Pythonは、多くのライブラリやフレームワークを使うことが多いため、簡易なPython実行以外は、VPSを選ぶのが一般的です。
ここまでの比較でPython実行するために通常のレンタルサーバーかVPSか自分にあったサーバーに見当がついた方は、以下の公式サイトから詳細を確認してみてください。
これだけではまだ選びきれない人のために、レンタルサーバーとVPSの違いをPythonの観点から比較表にしました。
先ほどより詳細に違いを理解することが出来るはずです。
レンタルサーバー(共用サーバー) | VPS | |
---|---|---|
Pythonの環境構築 | 初心者向け(環境構築が出来ない人向け) | 玄人向け(環境構築できる人向け) |
Pythonのバージョン | 決められたバージョンのみ使える(バージョン 2.7.x / 3.4.x / 3.6.x) ※最新のpythonバージョンはエックスサーバー公式より確認 |
自身で好きなバージョンをインストールできる |
Pythonのライブラリ | 使えない(root権限ないのでインストールできない)※ |
※:レンタルサーバー(共用サーバー)では、Pythonのライブラリを自由にインストールできませんが、仮想環境を構築することが出来れば、インストール可能です。その方法は以降の説明を確認してください。
Pythonを利用する目的が多岐にわたる場合は、VPSがオススメです。
一方でPythonの標準的な機能の範囲内で済む場合は、通常のレンタルサーバーでもよいでしょう。一応、エックスサーバーのレンタルサーバーにはcronの設定が出来ますので定期実行も行うことが可能です。
エックスサーバーでPythonを使う方法を3つ解説します。
エックスサーバーのレンタルサーバーでは、利用可能なPythonが既にインストールされていますので、決められたバージョンを使います。(バージョン: 2.7.x / 3.4.x / 3.6.x)
既にインストールされたPythonの実行は、アップロードした上でコマンド実行するだけになっています。
重ねての補足ですが、エックスサーバー側で用意された標準Pythonでは、ライブラリは使えないので簡単なPythonの実行のみで使うことになります。
エックスサーバーのレンタルサーバー(共用サーバー)にはroot権限がないので、pipによってライブラリをインストールすることはできません。ただし、環境構築をすることが出来る方はライブラリを使う回避策があります。
その回避策(レンタルサーバーでライブラリをインストールする方法)は、Anacondaの仮想環境の構築が必要です。レンタルサーバーでもAnacondaの仮想環境を構築することが出来れば、Pythonのバージョンを自由に選べて必要なライブラリをインストールすることが出来ます。
VPSで環境構築する場合は、UbuntuにPythonをインストールすることから始めます。Pythonの公式ページにUbuntu環境でPythonをインストールする方法が記載されていますので、その手順に従って進めるのがおすすめです。
エックスサーバーのレンタルサーバー(共用サーバー)では、10日間の無料お試し期間が設けられています。どちらのサーバーを選べば良いか悩むという方は、まずは無料でPython環境を試してみるのも良いでしょう。
なお、Xserver VPSについては現在はキャンペーン限定の価格で申込みをすることができます。
レンタルサーバー比較なびは、レンタルサーバーサービスの比較サイトです。各レンタルサーバーの中でも『共有(共用)サーバー』『VPS(仮想サーバー)』『マネージドサーバー』の3つの種類を主に取り扱っています。人気のサーバーから、初心者でも使いやすく、また、法人でも安心して運用できるサーバーなど幅広く徹底比較。
比較情報の他にも、レンタルサーバーの基礎知識やお得なキャンペーン情報、お役立ちコラム、ホームページの作り方など役立つ情報が満載です。
レンタルサーバーの選びに迷ったら、ぜひレンタルサーバー比較なびを参考になさってください。