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あらゆるレンタルサーバーの中でも人気の「エックスサーバー」は高速性・機能性・安定性に定評のあるレンタルサーバーです。
今回はエックスサーバーを検討中でプランに迷っている方に向けて、各プランの違いとおすすめポイントについてご紹介します。
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目次
エックスサーバーで最もおすすめなのはスタンダードプランです。エックスサーバーではスタンダードプランの時点で、ウェブサイトを運用するために必要な機能が搭載しています。
プラン毎に大きく異なる点は、
になります。
コーポレートサイトなどのビジネス利用、動画などの大容量コンテンツを扱うような大規模サイトやPV数が多いサイトの移管先として利用したいなどの場合は、スタンダードよりも上位のプラン『プレミアムプラン』や『ビジネスプラン』がおすすめです。
通常のウェブサイトや個人のブログ運用などの利用を考えている場合は、必要な機能・サービスがすべて揃っていて、月額費用が安いスタンダードプランが最もコスパが良く利用できます。
エックスサーバーのスタンダードプラン、プレミアムプラン、ビジネスにプランをそれぞれ、どんなサイトや用途におすすめなのかを解説していきます。ぜひ、ご自身にあうプラン選びの参考にしてください。
なお、全プランにおいて2022年3月1日から転送量目安が無制限に変更になったため、プランごとでPV数の上限はありません。
このように通常のウェブサイト利用であれば、スタンダードプランがおすすめです。
プレミアムプランは法人個人問わず、中規模なサイトを運用する方におすすめです。
ビジネスプランはその名の通り、ビジネス利用に特化しているプランです。Web改ざん検知などの機能も搭載しているため、セキュリティ対策などもしっかり行いたい方向けです。
エックスサーバーには、別サービスとして『エックスサーバービジネス』という法人利用に特化したレンタルサーバーサービスが用意されています。
『エックスサーバービジネス』では、ビジネスプランと同様に設定代行(プランにより回数制限が異なる)、WEB改ざん検知やWAFなどサポート体制などが充実しています。
ただし、設定代行については『エックスサーバービジネス』のほうが無料で行ってくれるなどビジネス利用においてサポートが手厚くなっています。
また、『エックスサーバービジネス』では専用サーバープランもあるため、より高性能なサーバーを利用したい方におすすめです。
エックスサーバーのビジネスプランか、『エックスサーバービジネス』、どちらが良いか迷っている方は、何を重視するかでレンタルサーバーを選ぶと良いでしょう。
法人向けレンタルサーバーのエックスサーバービジネスは、エックスサーバーと同様にストレージ容量は300GB~から用意されています。
このようなサービスを求める法人の方は、エックスサーバービジネスをおすすめします。
サービスサイトやECサイトなどの場合は、過剰なアクセスやトラブルによるアクセスができなくなることで収益に影響が出ることも。なによりもお客様情報など個人情報を扱う場合はサーバーのセキュリティ対策はしっかりと行うことが会社の信頼につながることもあるでしょう。
なお、エックスサーバービジネスは法人利用を目的としたサーバーであるため、エックスサーバーの月額料金よりも割高になります。
エックスサーバーとエックスサーバービジネスの違いについてはこちらの記事でも紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
このようにエックスサーバーは、どのようなサイト・どのような用途での利用かによって適切なプランは異なります。ご自身がどれに当てはまるか、まずは整理するところから始めましょう。
次にエックスサーバーの3つのプランを具体的に比較していきます。
全プランの共通している基本機能は以下のようになります。
初期費用 | 全プランを初期費用無料(2022年8月4日より) |
---|---|
ディスク | オールSSD(NVMe SSD) |
RAID構成 | RAID10 |
転送量/転送量目安 | 全プラン無制限(2022年3月1日より) ※サイトのPV数の上限が実質ないことを意味します |
独自SSL | 無料独自SSL(Let’s Encrypt)有り |
URLアドレス | 独自ドメイン利用可能 ※独自ドメイン永久無料特典有り |
マルチドメイン | 無制限 |
サブドメイン | 無制限 |
MySQL | 無制限 ※2020年5月より |
WordPress | 簡単インストール機能搭載 |
Webサーバー | Nginx |
ウェブサイト高速化 | 各種機能標準搭載 |
SEO機能 | XPageSpeed搭載(2022年8月29日より) |
また、この他のサイト運用サポート機能やセキュリティ機能、メール機能、その他プログラムについても全プラン同様のサービスを受けることができます。サポートサービスについても、全プラン無料でメールサポートと電話サポートを利用できます。
3つのプランで基本的な機能・受けられるサービスに大きな違いはありません。
2022年8月29日にエックスサーバーは新機能『Xpage Speed』をリリースしました。
Xpage SpeedはGoogleのPage SpeedInsightにおける、ページの読み込み速度指標の向上を目的として実装された機能です。
機能について、エックスサーバーの公式サイトでは以下のように記載しています。
「XPageSpeed」は、Google社により開発された拡張モジュール「PageSpeed Module」をもとに、 エックスサーバーが開発したWebサイト最適化機能です。 画像・CSS・JavaScriptなどのファイルを圧縮してデータ転送量を削減したり、 同種のファイルを一つにまとめて無駄な通信を削減するなど、 Webサイト表示におけるSEO(検索エンジン最適化)のための最適化処理をワンクリックで適用できます。
引用元:エックスサーバー公式サイト『XPageSpeed』より
SEOにおいては、ユーザーを煩わせることがない読み込み速度が早いウェブサイトが求められています。こちらのXpageSpeedについては、なんと標準機能として提供されていますのでサイトの検索順位を強化したい方には特におすすめしたいレンタルサーバーです。
上記で示したように、エックスサーバーはプランごとに仕様・機能の大きな違いはありません。プランごとの違いはディスク容量の上限・メモリ処理の最低保証値・プラン特典(無料ドメイン)の内容です。
初回契約時の支払い時に「3ヶ月」「6ヶ月」「12ヶ月」「24ヶ月」「36ヶ月」から任意の契約期間を選ぶことになっています。
【初回契約期間を3ヶ月で契約した場合】
費用を1ヶ月換算すると、スタンダードプランは1,320円、プレミアムプランは2,640円、ビジネスプランは5,280円となります。
【初回契約期間を36ヶ月で契約した場合】
1ヶ月換算すると、スタンダードプランが990円、プレミアムプランは1,980円、ビジネスプランは 3,960円となります。
初回契約期間 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
3ヶ月 | 1,320円(税込) | 2,640円(税込) | 5,280円(税込) |
36ヶ月 | 990円(税込) | 1,980円(税込) | 3,960円(税込) |
※月額ではなくひと月あたりの費用換算となります
※契約時の支払い金額は契約期間を一括払いとなります
初回に3ヶ月で契約した場合と36ヶ月で契約した場合を比較すると、どのプランも長期利用がお得です。
初回以降の契約更新費については、支払い方法によって料金が異なります。
『手動更新』と『自動更新』の2つが用意されており、自動更新設定をすることで料金が安くなります。
ただし、12ヶ月以上の契約更新であれば手動更新・自動更新問わず、割引額は同額になります。
更新期間 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
3ヶ月更新 | 3,960円(3,300円) ➾1,320円(1,100円)×3ヶ月分 |
7,920円(6,600円) ➾2,640円(2,200円)×3ヶ月分 |
15,840円(税込) ➾5,280円(4,400円)×3ヶ月分 |
36ヶ月更新 | 35,640円(35,640円) ➾990円×36ヶ月分 |
71,280円(71,280円) ➾1,980円×36ヶ月分 |
142,560円(142,560円) ➾3,980円×36ヶ月分 |
※月額ではなくひと月あたりの費用換算となります
※契約時の支払い金額は契約期間を一括払いとなります
自動更新にて、クレジットカード払いに設定した場合、1ヶ月毎の更新が可能です。
Webサイトやメールで利用できるディスク容量の上限が違います。
スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|
300GB | 400GB | 500GB |
プランが上がっていくにつれてディスク容量も増えていくのは魅力的ですが、スタンダードプランで既に300GBの大容量ストレージが備わっています。
サイズの大きい画像や大量の動画など大きなデータを扱うことがない限り、300GBという容量はなかなか使いきってしまうことはあまりありません。テキストメインのブログ用途などであればスタンダードプランでも充分です。
最低保証されるCPU・メモリ量が違います。
扱うコンテンツ量が多いほどメモリの処理スピードが求められますので、上位プランであればあるほど保証値は高い傾向にあります。
スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|
6コア/8GB | 8コア/12GB | 10コア/16GB |
エックスサーバーでは独自ドメインを1つ無料でもらえる特典があります。
この独自ドメイン永久無料特典は、エックスサーバーを契約している限りは無料で使用することができます。
毎年発生する、ドメイン更新費用が一切かからないのが最大のメリットです。
スタンダードの場合 | .com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site のいずれか |
---|---|
プレミアムの場合 | .com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site / .jp のいずれか |
ビジネスの場合 | .com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .blog / .online / .site / .jp / .co.jp※ / .or.jp※ / .ne.jp※ / .gr.jp※ のいずれか |
誰でも取得できる汎用的な「.com」をはじめ、「.jp」や、「.jp/.co.jp/.or.jp/.ne.jp/.gr.jp」などのドメインの取得条件を満たすことでもらえるドメインは、サイトの信頼性を示せるため無料で取得できるのは大きいメリットでしょう。
特に、「co.jp」や「or.jp」などの法人向けドメインは毎年の高額なドメイン更新費のコスト削減に繋がります。
\人気の独自ドメインが永久無料!/
全プラン対象!プラン契約特典の「独自ドメイン永久無料特典」
スタンダード、プレミアム、ビジネスの3つのプラン別比較一覧表です。
スタンダード | プレミアム | ビジネス | |
---|---|---|---|
最安月額費用(36ヶ月契約の場合) | 990円(税込) | 1,980円(税込) | 3,960円(税込) |
初期費用 | 初期費用無料 | ||
独自ドメイン永久無料特典 | ◯ | ◯ | ◯ |
無料お試し期間 | 10日間 | ||
ディスク容量(SSD) | 300GB | 400GB | 500GB |
転送量 | 無制限 ※2022年3月1日より | ||
転送量課金 | なし | ||
PV数目安 | 転送量無制限のため実質なし | ||
無料SSL | 有り | ||
独自SSL | 独自ドメイン永久無料特典有り | ||
MySQL | 無制限 ※2020年5月から共通 | ||
マルチドメイン | 無制限 | ||
サブドメイン | 無制限 | ||
RAID構成 | RAID10 | ||
サポート体制 | メールサポート・電話サポート・チャット | ||
設定代行サービス | ◯ | ||
CGI | ◯ | ||
SSI | ◯ | ||
簡単インストール | ◯ | ||
プラン変更 | 下位・上位ともに可能 | ||
Webサイト高速化 | ◯ | ||
自動バックアップ | ◯ | ||
WAF | ◯ | ||
アクセス解析 | ◯ | ||
.htaccess編集機能 | ◯ | ||
WordPress簡単移行 | ◯ | ||
FTP | ◯ | ||
メールアカウント | 無制限 | ||
メーリングリスト | ◯ | ||
メールセキュリティ | ◯ | ||
メール自動返信 | ◯ |
ここまで、エックスサーバーの各プランの違いご紹介してきました。以上を踏まえて、当サイトでは、『スタンダードプラン』を最もおすすめします。
スタンダードプランのプレミアムプラン、ビジネスプランとの大きな違いは、ディスク容量・月額料金です。ただし、スタンダードプランのディスク容量も300GBと十分すぎる容量があるため、不便を感じることは少ないでしょう。
もし上限に達してしまいそうになった場合は、上位プランへも変更が可能です。まずはスタンダードプランから試してみるのもおすすめです。
反対に、上位プランで契約したけれど下位プランでも問題ないという場合にも、上位プランから下位プランへの変更が可能です。
ただし、変更する際には変更可能な期間や申請の際の注意点があるため、変更する前にしっかり確認するようにしてください。
また、エックスサーバー各プランでは10日間の無料お試し期間があります。メール機能以外はほぼ本契約と同じ内容でお試しできますので、利用してみるのもおすすめです。
今回は、エックスサーバーの各プランの違いとおすすめポイントについてご紹介しました。
エックスサーバーは、プランごとに月額金額とディスク容量の上限が異なります。どのプランが自身の目的に合っているかを検討し、適切なプランを選びましょう。
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