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ホームページやブログを開設したり、ネットショッピングのサイトを運営したりする場合は、専用のサーバーが必要になります。自分で用意しなくても、今はレンタルサーバーのサービスが充実しているため、目的に合ったサーバーを借りることが可能です。
しかし、レンタルサーバーにはさまざまな種類があるため、よく吟味してから借りないと、思っていた機能を追加できなかったり、コストが掛かり過ぎたりすることもあるかもしれません。
今回は、レンタルサーバーの基礎知識として、「共有サーバー」「専用サーバー」「VPS」の特徴と違いについてご紹介します。
共有サーバーとは、文字通り、何人ものユーザーが共有して使用することを前提としたサーバーです。そのため、定額の料金で利用できるという手軽さがあります。
サーバーのメンテナンスも業者が行ってくれるため、保守管理に頭を悩ませることもないでしょう。したがって、個人で借りる場合やレンタルサーバー初心者の場合は、共有サーバーがおすすめです。
しかし、気軽に借りられる反面、共有ならではのデメリットもあります。まず、大抵の共有サーバーはスペックが低いため、アクセスが多いサイトなどでは安定して稼働させることができない可能性があります。
また、共有している他のユーザーからも影響を受け、動作が重くなったり、サーバーダウンなどの障害が発生したりすることもあります。その他にも「サーバーのOSを選択できない」「独自のアプリケーションをインストールできない」などの制限もかかってきます。
専用サーバーは、1台を丸ごと借りることができるサーバーです。共有する方がいないため、自分の思うままに自由に利用することができます。また、スペックも高いものがそろっているため、拡張性も十分です。外部の影響もほとんど受けず、OSも自由に好きなものを選ぶことができます。
使い心地は共有サーバーとは比較にならないほど快適ですが、もちろん専用サーバーならではの問題もあります。
まず、価格が高い場合がほとんどです。1つのサーバーを丸ごと借りるため、お金が掛かるのは仕方ありませんが、あまり出費が大きくなるとサイトの運営にも支障をきたしてしまいます。
さらに、共有サーバーのようにホスティング業者がサーバーの保守管理をしてくれません。自分で環境を管理しなければならないため、高度な知識が必要になるでしょう。
共有サーバーにも専用サーバーにも、それぞれ利点と欠点があります。コストや外部からの影響、スペックや専門知識、いろいろな要素があるためどちらを選ぶか迷うところです。
そこで、両者の良いところを合わせたレンタルサーバーのサービスとして、VPS(バーチャル・プライベート・サーバー)があります。
VPSの実態は共有サーバーと同様に複数のユーザーで利用しますが、仮想環境を使用することで各ユーザーは自分の専用サーバーに近い使い心地を得ることが可能です。それぞれの仮想環境は独立しているため、ユーザーは独自のアプリケーションを使用することも可能です。
価格も共有サーバー並みで、外部の影響も小さく、かつ拡張性があります。このようにVPSは、バランスが良く便利で快適なレンタルサーバーサービスといえるでしょう。
気軽に利用できる共有サーバーと自由に運用できる専用サーバー、両者のちょうど中間的な使い勝手を実現するのが、仮想環境をうまく活用したVPSです。
レンタルサーバーを共有にするか専用にするかで迷ったら、VPSも選択肢として検討してみるのも良いでしょう。
特に、「独自アプリを使用したいが専用サーバーだと高過ぎる」「Javaなどのプログラミング言語を利用したいが共有では使用を制限されている」という場合は、VPSを利用することをおすすめします。
レンタルサーバー比較なびは、レンタルサーバーサービスの比較サイトです。各レンタルサーバーの中でも『共有(共用)サーバー』『VPS(仮想サーバー)』『マネージドサーバー』の3つの種類を主に取り扱っています。人気のサーバーから、初心者でも使いやすく、また、法人でも安心して運用できるサーバーなど幅広く徹底比較。
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