WordPressのパスワードを忘れてログインできない!そんな時の対処方法

※PR文を含みます

公開日:2016.11.11更新日:2016.12.26
WordPressのパスワードを忘れてログインできない!そんな時の対処方法

今回はWordPressのログイン方法と、ログインできない時の対処方法をご紹介いたします。

1. WordPressのログイン方法

WordPressのログイン画面のURLは、「http:// 自分のサイトのURL / WordPressをインストールしたディレクトリ/wp-login.php」で生成されています。

例えば、「http://rental_sabako.jp/」というサイトURLで、インストールしたディレクトリが「/wp/」だった場合は
http:// rental_sabako.jp /wp/wp-login.php
というログイン画面のURLになっています。

WordPressログイン画面 基本的なログインは、ログイン画面に移動し、【ユーザーID】と【パスワード】を入力して「ログイン」をクリックすれば完了です。

2. WordPressにログインできない時

WordPressにログインできない時のパターンはいくつかあります。今回は、複数の事例に合わせた解決方法をご紹介いたします。

2-1. ユーザー名、もしくはパスワードを忘れた!

自分のログイン情報を忘れてしまった事により、ログインできなくなる方は多いのではないでしょうか。

WordPressのパスワードを忘れたとき まずはログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」をクリックしましょう。

新しいパスワードの発行

    「ユーザー名またはメールアドレスを入力してください。」という指示に従って入力します。
  • ユーザー名はログイン時のユーザーID
  • メールアドレスはWordPressに登録しているメールアドレス

入力が完了したら「新しいパスワードを取得」をクリックしましょう。そうすると、登録しているメールアドレス宛にWordPressからメールが届きます。

パスワードリセットのメール そのメールに記載されているURLにアクセスします。

パスワードの再発行 するとこのような画面が開くので、ここで新しいパスワードを設定します。ここで設定したパスワードは必ずメモを取り、忘れないようにしましょう!

入力を終えたら、「パスワードをリセット」をクリックします。

パスワードのリセット これで新しいパスワードを設定できました。
ユーザーIDと、新しいパスワードを入力すれば、ログインが可能です。

2-2. そもそもログイン画面が表示されない…

404エラー WordPressの一般設定から、WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)を変更した際に、同じURLを設定するとこのような現象が起きることがあります。
※WordPressのインストールされているディレクトリが、ドメイン直下だった場合は問題ありません。

一般設定の変更 【WordPressアドレス(URL)】はWordPressのインストールされているディレクトリを示すURLで、【サイトアドレス(URL)】はそのままサイトのURLになっています。

WordPressがドメイン直下にインストールされている場合の設定
      • WordPressアドレス(URL):http:// 自分のサイトのURL
      • サイトアドレス(URL):http:// 自分のサイトのURL
    WordPressがサブディレクトリにインストールされている場合の設定
        • WordPressアドレス(URL):http:// 自分のサイトのURL /ディレクトリ名/
        • サイトアドレス(URL):http:// 自分のサイトのURL
        • という設定が正しいものになります。

    設定を誤ってしまった際のログイン方法として、FTPを使う方法と、レンタルサーバーのコントロールパネルから直接修正を行う方法があります。どちらも方法は違えど、同じ設定を施すものです。
    今回は「NTTコミュニケーションズ Bizメール&ウェブ ビジネス」のコントロールパネルから設定する方法をご紹介いたします。

    1. コントロールパネルにログインする

    コントロールパネルログイン画面 まずはレンタルサーバーのコントロールパネルにログインしましょう。

    2. コントロールパネルからWordPressのファイルを探す

    ファイル管理設定 「各種設定」をクリックし、出てきたメニューから「ファイル管理」を選んでクリックします。

    ファイルマネージャー ファイル管理画面下部の、「ディレクトリの内容」からWordPressをインストールしているディレクトリを選択します。

    今回の例では、簡単インストール時のデフォルト設定のままですので、1つの例として参考にしてください。ご自身がどこのディレクトリにインストールしたかを忘れないようにしましょう。

    「www」をクリック→次は「htdocs」をクリックします。

    ファイルマネージャー インストールしたディレクトリ「WordPress」がありました。それをクリックします。

    ファイルマネージャー たくさんファイルがあると思いますが、その中で「wp-config.php」という名前のファイルを探し、クリックしましょう。
    そうするとダウンロード画面が開きますので、任意の場所にダウンロードしてください。
    ダウンロードしたら、この管理画面より、元のファイルは名前を変更するか、削除をしてください。

    3. ダウンロードした「wp-config.php」を編集する

    コードの変更 ダウンロードしたファイルを開きます。ファイルを開くにはテキストエディターを使用します。メモ帳では開かないようにしましょう。(例ではTerapadを使用しています。)
    開いたら、図の位置に「define( ‘RELOCATE’, true );」という文字列を記述し、保存します。

    4. 編集した「wp-config.php」をサーバーへアップロードする

    ファイルのアップロード そして再びログインし、先ほどのWordPressをインストールしているディレクトリにアクセスします。(手順:「各種設定」→「ファイル管理」→「www」→「htdocs」→「wordpress」)
    次に、ページ上部の「ファイルアップロード」をクリックしましょう。

    ファイルの選択 画面が切り替わったら、「ファイルを選択」をクリックします。

    ファイルの選択 先ほどの「wp-config.php」を選択し「開く」を選びます。

    ファイルを保存 そして、保存をクリックします。

    5. 再びログインする

    再ログイン 冒頭の説明通り、ログイン画面のURLは「http://自分のサイトURL/インストールしたディレクトリ名/wp-login.php」なのでそのURLにアクセスします。
    すると、通常のログイン画面が表示されます!そしてログイン情報を入力し、無事にログインできたら成功です!

    6. 番外編:ファイルをダウンロードせず、サーバー上で作業する

    先ほどはphpファイルをダウンロードして、編集、アップロードという手順を取りましたが、サーバー上ですべて完了することも可能です。

    ファイルマネージャー その場合は、「wp-config.php」を探し、右のプロパティをクリックします。

    ファイルエディタ 開いたページの下部、ファイルエディタ内に「define( ‘RELOCATE’, true );」を先ほどと同じ位置に記述し保存します。これで完了です。

    2-3. Cookieの影響でログインができない

    正しいログイン情報を入力しているにもかかわらず、管理画面にログインできない場合は、Cookieが原因となっている場合があります。

      その場合には
    • 使用しているブラウザのCookieを削除する
    • ブラウザのキャッシュをクリアする
    • などで対処します。

    おわりに

    いかがでしたでしょうか。今回の手順を参考に対応してもWordPressにログインできない場合は、WordPress公式サイトのサポートフォーラムを活用してみてください。
    また、ログイン情報などは忘れないようにしっかりメモをしておきましょう。

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