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自社の紹介や商品の宣伝など、企業がビジネスをする上でホームページは不可欠です。
自社でホームページを持つには、ホームページを公開するためのサーバーを用意する必要がありますが、最近はVPS(仮想専用サーバー)を利用するケースが増えています。
そこで今回は、VPS(仮想専用サーバー)とは何か、利用に適した活用方法にはどんなものがあるかついてご紹介します。
目次
VPSとはVirtual Private Serverの略で、物理サーバー上に複数の仮想サーバーが構築され、各ユーザーがそれぞれの仮想サーバーを専有するタイプのサーバーです。
レンタルサーバーには、VPSの他に専用サーバーと共有(共用)サーバーがありますが、VPSは中間に当たる存在と言えるでしょう。
専用サーバーの場合、ユーザーは物理サーバーを専有して自分好みにカスタマイズすることができます。一方、共有(共用)サーバーの場合、アプリケーションやOS、ハ
ードディスク、メモリやCPUなどのリソースを他のユーザーと共有するという違いがあります。
ここでは、共有(共用)サーバーと比較しながら、VPSに適した活用方法についてご紹介します。
一般的に最もコストが低いタイプが共有サーバーです。しかし、共有(共用)サーバーは新たにアプリケーションやプログラムをインストールして使うことができません。
すべてのユーザーが同じアプリケーションやプログラムを利用するため、低価格で利用できる反面、拡張性に欠けます。そのため、独自のアプリケーションやプログラムを利用することをお考えの方にはVPSをおすすめします。
コンピューターの管理・制御を担う基本ソフトをOS(Operating System)と呼びます。
パソコン用OSとしてはWindowsやMac OSが有名ですが、安定稼働が求められるサーバー用OSとしてはCentOSなどのLinuxやFreeBSDがよく利用されます。
VPSでは、仮想サーバーのOS(ゲストOS)のroot権限(管理者権限)が提供されているため、高度な設定が可能です。
Webアプリケーションの開発に用いられる言語はさまざまですが、Javaを選ぶ方も少なくありません。
Javaはメジャーなプログラミング言語の1つであり、フレームワークを利用すればチームで効率的にWeb開発を進めることができます。
Javaでサーバーサイドの開発を行う際には、JSP(JavaServer Pages)やServletが用いられますが、他のユーザーへの影響を考慮して、多くの共有サーバーではJSP(JavaServer Pages)やServletの利用を認めていません。そのため、Javaによる開発を考えている方は、JAVAを使用した開発に適したVPSを選ぶようにしましょう。
VPSと比較して共有サーバーは拡張性に乏しいことを述べましたが、拡張性を重要視する方には専用サーバーがおすすめです。
物理サーバー1台すべてを占有する専用サーバーであれば、自分の好みに合わせてカスタマイズすることができます。
しかし、専用サーバーを利用する際には相応の料金を支払う必要があるため、予算が限られている場合は導入が難しいでしょう。
物理サーバー上に仮想サーバーとroot権限を割り当てられるVPSであれば、専用サーバーに近い拡張性が得られます。
今回は、VPS(仮想専用サーバー)とは何か、利用に適した活用方法についてご紹介しました。
利用料金や自由度など、企業によってサーバーに求めるものはさまざまです。VPSは専用サーバーと共有サーバーのそれぞれの長所を兼ね備えたサーバーであり、長く使い続けることができます。「拡張性は重要だが、予算が限られている」という場合には、VPS(仮想専用サーバー)の利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
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