リスティング広告ってどんなもの?効果や広告費用の仕組みについて

※PR文を含みます

公開日:2016.12.21更新日:2017.09.22 サイト運営・集客
リスティング広告

「あのキーワードで自サイトを上位表示できたら、もっと売り上げが上がるのになあ。でもSEO対策を施してもなかなか上位表示できない…」

そんな悩みを持つ方におすすめなのがリスティング広告です。今回は、リスティング広告について詳しく解説していきます。

リスティング広告とは

リスティング広告とは、検索エンジンなどでキーワード検索したときに、そのキーワードに連動して表示される広告のことです。これを検索連動型広告とも呼びます。

例えばGoogleで「起業」と検索すると、起業に関するサイトが一覧表示されます。このとき一番上に表示されているサイトのURL部分を見ると、「広告」と記載されています。これがリスティング広告の枠です。

リスティング広告は検索結果ページの上部、下部などに表示されます。Yahoo!Japanなどで検索した場合もリスティング広告が表示されます。

リスティング広告の代表格は、「Google AdWords」と「Yahoo!プロモーション広告(スポンサードサーチ)」です。前者はGoogle関連、後者はYahoo!関連で表示されるリスティング広告です。

掲載順位の仕組み

掲載順位の仕組み

リスティング広告の強みは「検索アルゴリズムの影響を受けずに、狙った検索キーワードで上位表示できる」ということです。これによりSEOに頼らず大きな集客効果が期待できます。

たとえば被リンクなどに左右されずに上位表示したいサイト(たとえば販促サイトやECサイトなど)がある場合に、リスティング広告は効果的です。

ただ、検索アルゴリズムの影響は受けませんが、リスティング広告にも掲載順位があります。この掲載順位が上位であるほどクリック率も高くなる傾向にあります。掲載順位の仕組みを理解し、掲載順位を上げることで、リスティング広告の集客効果はより高まります。

Google AdWordsの場合、リスティング広告の掲載順位は、主に「入札単価」と「品質スコア」をかけ合わせた「広告ランク」によって決まります。

「入札単価」とは、広告の1回のクリックに対して最大いくらまで支払えるかという単価のことです。上限クリック単価とも呼ばれます。

「品質スコア」というのは、広告の品質のことです。11010段階で評価されます。より具体的にいうと、「推定クリック率」「キーワードと広告の関連性」「ランディングページの利便性」という三つの基準をもとにしてスコアが決定されます。

三つの基準について説明すると、「(広告の掲載順位等の要素を除外したうえで)広告のクリック率が高いと推定できて」、「キーワードと広告の関連度が高くて」、「広告をクリックしたユーザーにとって有益で関連性のあるランディングページであるほど」、広告の品質スコアは高まるということです。

また、Yahoo!プロモーション広告の場合も、「入札価格」と「品質インデックス」で掲載順位が決まる仕組みです。細かな基準は異なるにせよ、基本的な考え方はよく似ています。

このようにリスティング広告の掲載順位の仕組みについて調べておくことで、リスティング広告の集客効果をより高めることができます。

広告費用の仕組み

広告費用の仕組み

Google AdWordsにおける広告の掲載順位は、主に「入札単価」と「品質スコア」で決まると説明しました。また、Yahoo!プロモーション広告における広告の掲載順位も、主に「入札価格」と「品質インデックス」という似た要素によって決まります。

それでは、この「入札単価」や「入札価格」は何を意味しているのでしょうか。これはリスティング広告の費用の仕組みに関わってきます。

リスティング広告は、PPC広告(クリック課金型広告)の一種です。「クリック回数 × クリック単価」が広告に掛かる費用になります。もしクリック回数が0回であれば、広告出稿していても費用は掛かりません。

リスティング広告の場合、このクリック単価が検索キーワード毎に違います。

「起業」という検索キーワードに連動する広告なら、クリック単価は259円。「起業 融資」という検索キーワードに連動する広告なら、クリック単価は793円。「転職」という検索キーワードに連動する広告なら、クリック単価は1,008円……といった具合に、検索キーワード毎にクリック単価が異なります。

このキーワード毎のクリック単価は「入札」によって決まります。そのため「入札単価」と呼びます。具体的には、「この検索キーワードなら1回の広告クリックにつき最大○○円までは支払える」と、各キーワードに対して「上限クリック単価」を設定して入札を行います。

広告の掲載順位が決まる要素に「入札単価」があるため、人気のキーワードは競い合うように自然と高単価になります。

このような広告費用の仕組みから、リスティング広告を行う際は、費用対効果の高いキーワードを探すことが重要になります。

おわりに

検索エンジンなどでキーワード検索したときに、そのキーワードに連動して表示されるリスティング広告。被リンクなどに左右されずに上位表示できるメリットのあるリスティング広告は、予算限度額が設定できるので予算以上の費用が掛かることはありません。もしリスティング広告を始めるなら、まずは無理のない予算で試してみることをおすすめします。

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