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独自ドメインを取得することは、Webサイト運営を行ううえで大きなメリットがあります。
今回の記事では、独自ドメイン取得による3つのメリットについてご紹介します。
まず独自ドメインについて簡単に説明します。
独自ドメインとは、URLが「http://○○○.com」の場合の「○○○.com」の部分のことです。
※URLが「http://www.○○○.com」の場合は、「www」の部分はホスト名と呼び、やはり「○○○.com」の部分が独自ドメインです。
独自ドメイン以外にも、サブドメインやサブディレクトリといった種類があります。
サブドメインとは、独自ドメインを細かく区分けしたドメインのことです。
URL「http://○○○.com」を「http://☆☆☆.○○○.com」という風に区分けしたなら、「☆☆☆」の部分がサブドメインになります。
URL「http://○○○.com/△△△」なら、「△△△」の部分がサブディレクトリになります。
たとえば無料ブログを利用する場合、独自ドメインを設定しないときはこのサブドメインやサブディレクトリが付与されます。
そんなサブドメインやサブディレクトリと比較しながら、独自ドメインのメリットを説明していきます。
独自ドメインは、サブドメインやサブディレクトリと比べて、「SEO上で少なくとも不利にはならない」といえます。
まずGoogleには、「同一ドメイン内のページを最大4つまでしか同時に表示しない」というルールがあります。
たとえば無料ブログでサブディレクトリを付与された場合、「http://○○○.com/△△△」というURLのブログと、「http://○○○.com/□□□」というURLのブログは、同じ無料ブログサービスを利用しているだけで、全く別ブログで別の運営者という可能性が高いです。
しかし、Googleでは「同一ドメイン」として処理されます。
つまりサブディレクトリに関しては、同一ドメインの無料ブログが4つ上位表示されていたら、それぞれが別ブログ・別の運営者であっても、自分のブログを上位表示させることが難しくなります。
なお、現状サブドメインは別のドメインとして処理されるため、この問題は回避できます。
また、サブディレクトリの場合、元となるドメインのSEO上の評価を引き継ぐことになります。元となるドメインのSEO評価が高ければ有利に働くのですが、そのドメインや他のサブディレクトリが何らかのペナルティを受けることがあると、不利に働く可能性があります。
サブドメインの場合も、サブディレクトリほどではないですが、元となるドメインのSEO評価の影響を少し受けることがあります。
独自ドメインなら上記のような影響を受けることがないため、SEO上少なくとも不利にはならないといえます
サーバー移転をするとき、独自ドメインであれば被リンクには影響しません。ドメインはそのままで、サーバーだけが変わるからです。
無料ブログやレンタルサーバーなどから付与されたサブドメイン・サブディレクトリの場合、サーバー移転するとなればURL(ドメイン)そのものを変える必要が出てきます。
引っ越し前のブログなどで「301リダイレクト」(SEO評価を引き継いだうえでの転送)を行えるならまだ良いのですが、「.htaccess」ファイルにアクセスして設定する必要があり、その設定を行えない仕様のブログサービスなども数多くあります。
そのため最初から独自ドメインを利用していたほうが、サーバーの引っ越しはしやすく、被リンクにも影響しません。
企業などの公式サイトなどであれば、ブランディングの観点からも独自ドメインを取得すべきでしょう。
もし企業の公式サイトなどで、他社が無料提供しているサブドメインやサブディレクトリ(無料ブログなど)を利用していたら、ややブランド性に欠けます。また、独自ドメインのほうがURLも短くなるため、覚えてもらいやすくもなります。
独自ドメインを取得すると、そのドメインを使用したメールアドレスが作れるため、メールアドレスに関してもプロバイダメールやフリーメールよりも消費者や顧客に安心感を与えます。
独自ドメインの維持費は、多くの場合「.com」や「.net」で年間1000円ほどかかります。「.jp」の場合ですと少し高くなり、年間2000円~3000円ほどが相場です。維持費は掛かりますが、独自ドメインには掛かる費用以上のメリットがあります。
特に「長く続けていきたい」「絶対に消えて欲しくない」といったサイトを制作・運営する場合などは、独自ドメインの取得をおすすめします。
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