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WordPressが無事インストールできたらさっそく記事投稿!
…といきたいところですが、インストール後に設定すべき項目がいくつかあります。
今回はその初期設定についてご紹介いたします。
一般設定はWordPressサイトのタイトルや、キャッチフレーズなど基本的な情報を設定できます。
サイトのタイトル(サイト名)を入力しましょう。
サイト名は検索エンジンの検索結果に表示されるものなので、どのようなキーワードを検索した際に表示されるようにしたいのかをよく考えて、魅力的なタイトルをつけましょう!
コツは検索されるキーワードを含めるように工夫することです。「お菓子 通販」などの検索キーワードに対して表示したいのであれば「お菓子の通販は●●●」などキーワードとサイト名をうまく組み合わせてみましょう。
サイトのタイトルは長すぎると省略されてしまうので、なるべく30~35文字以内に設定しましょう。
サイトのキャッチフレーズは、空欄にします。
WordPressはインストール時、「wp」や「wordpress」などのディレクトリにインストールされています。これらのディレクトリはサブディレクトリと呼ばれています。サイトのトップページアドレスが「http://●●●.jp」だった場合、デフォルトの設定のままではWordPressで作成したトップページが表示されず、WordPressサイトのアドレスは「http://●●●.jp/サブディレクトリ名/」というアドレスになってしまっています。
サブディレクトリの中に、WordPressのインストールデータを残しながら、「http://●●●.jp」にWordPressのトップページを表示させるには設定の変更が必要です。
「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」という項目の中から、「サイトアドレス(URL)」のほうだけを変更します。
サイトアドレス(URL)のディレクトリ名(例では「/wordpress」)だけを消し、一般設定ページ下部の「変更を保存」をクリックします。
ここでは絶対に「WordPressアドレス(URL)」を変更しないように気を付けてください。
この例では、「NTTコミュニケーションズ Bizメール&ウェブ ビジネス」のコントロールパネルを使用します。
アップロードのやり方が異なるだけですので、FTPクライアントや、他のサーバーを使用している方も変更するファイルは同様のものです。
コントロールパネル→各種ツール→ファイル管理をクリックします。
更にディレクトリの内容から、WordPressのデータをインストールしているフォルダを開きます。(例ではwww→htdocs→wordpress)
その中にある「.htaccess」と「index.php」をダウンロードします。ファイル名をクリックすると、ダウンロード画面が開きますので任意のフォルダにダウンロードしてください。
ダウンロードした「index.php」をテキストエディターで開きます。メモ帳では開かないようにしましょう。(例ではTerapadを使用)
require( dirname( __FILE__ ) . '/wp-blog-header.php' );
require( dirname( __FILE__ ) . '/wordpress/wp-blog-header.php' );
という記述に変更します。(もし、WordPressをインストールしているディレクトリ名が/wp/だった場合には「/wp/wp-blog-header.php」といった記述になります)
そして保存をしましょう。
再びコントロールパネルに戻り、各種ツール→ファイル管理をクリックします。ディレクトリの内容から、現状のサイトのトップページが置かれているディレクトリに進みます。(例ではwww→htdocs)
まず不要である「index.html」を削除します。(ないのであればこの作業は必要ありません)
次にファイルをアップロードをクリックします。
「ファイルを選択」をクリックし、先ほどの編集した「index.php」ファイルを選び、「保存」をクリックします。
※この時に、「.htaccess」がすでにディレクトリにある場合は、上書きをしないように注意してください。
アップロードが終わったら、URLを確認しましょう。
すっきりとしたURLで表示されるはずです!
続いてメールアドレスを設定します。
WordPressから通知が届くので、普段使用しているアドレスか、サイト運用用のアドレスなどに設定し、通知を受け取れるようにしましょう。
WordPressは複数人で管理(ログイン)が可能なCMSで、管理は与えられた権限ごとに上限が決まっています。
購読者 | ログインのみ |
---|---|
寄稿者 | レビュー待ちの投稿を作成できる(レビューの公開は編集者以上の権限取得者) |
投稿者 | 投稿を行うことができるが、固定ページと他のユーザーが作ったページの編集は不可 |
編集者 | 投稿や、固定ページ、カテゴリ、他の人が作成したページを編集できる。 ただしテーマやプラグインなど本体に関わる設定変更は不可能。 |
管理者 | すべて扱うことができる |
タイムゾーンは日本国内のサイトであればデフォルトで日本の設定になっているはずなのでそのまま、外国向けのサイトの場合は現地の時間を選びましょう。
日付、時刻のフォーマットは、好みの表示形式を選んでください。
最後に、「変更を保存」をクリックしたら一般設定は完了です。
WordPressを投稿する際の設定をします。
記事投稿の際に設定ができるので、こちらはデフォルトのままで構いません。
WordPressはメールで投稿できます。投稿できるのは、ユーザー登録がされているメールアドレスのみです。
POPやポート番号は自身のメールサーバーに従ってください。ユーザー名と、パスワードは、利用しているメールの情報を入力してください。
メール投稿用カテゴリーの初期設定は、メール投稿の記事をデフォルトで振りわける場合にのみ設定してください。
記事を投稿した際に、更新を知らせるサイトへ通知を送信する機能です。 ここは設定してもしなくてもどちらでも構いません。
投稿した記事の表示に関する設定をします。
普通のブログのようにトップページに最新の記事を表示していくのか、ある固定の記事を表示するのかの設定です。
この設定は使うテーマ(テンプレート)によっても変わってきますので、一旦そのままにして、デザインを見てから決めても大丈夫です。
1ページ当たり何個の記事を表示するのかを設定できます。あまり多すぎると、読み込みが重くなってしまうので、5~10前後での設定をおすすめいたします。
これらはデフォルトのままで構いません。
検索エンジンにサイトをインデックス(検索結果に表示する)かどうかを選択できます。
サイトがまだ完成してない状態で検索結果に表示されてしまうのを避けたい場合は、こちらにチェックをしましょう。公開する際にチェックを外すのをお忘れなく!
設定が完了したら、「変更を保存」をクリックしましょう。
ここでは外部のWordPressからリンクを貼られたり、コメントがされたときの設定ができます。
この投稿に含まれるすべてのリンクへの通知を試みる
記事内からリンクを貼った際に、リンク元へ通知を送るかどうかの設定です。
新しい記事に対し他のブログからの通を(ピンバック・トラックバック)を受け取る
新しい記事にリンクが貼られた際に、通知を受けとるかどうかの設定です。
新しい投稿へのコメントを許可する
コメントを受け付けるかどうかの設定です。
コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする
コメントをする際に投稿者の名前とメールアドレスの情報を求めるかどうかの設定です。
ユーザー登録してログインしたユーザーのみコメントをつけられるようにする
こちらはチェック無しで構いません。
●●日以上前の投稿のコメントフォームを自動的に閉じる
時間がたった記事へのコメントを受け付けるかどうかを設定します。
コメントを●階層までのスレッド (入れ子) 形式にする
コメントに対する返信をスレッド形式で表示します。
1ページあたり●件のコメントを含む複数ページに分割し、のページをデフォルトで表示する
これは設定しなくても構いません。
古い/新しいコメントを各ページのトップに表示する
お好きな方で設定して構いません。
メール通知は念のためすべてチェックを入れましょう。コメントの表示設定に関しては、手動承認を推奨します。
コメントの情報に含まれるリンクや、IP、NGワードを設定できます。
コメントモデレーション
①複数リンクが含まれたコメントを、承認制にします。
②ここに入力したワードが、コメントの情報(名前、メールアドレス、IPなど)に含まれていた場合、自動的に承認待ちコメントになるよう設定できます。
コメントブラックリスト
入力したワードが、コメントの情報(名前、メールアドレス、IPなど)に含まれていた場合、自動的に削除対象となり、ゴミ箱へ入ります。
コメント投稿時のアバターを設定できます。
アバターとは、コメントした際に名前の隣に表示されるアイコンのことです。この設定はなくても大丈夫ですので、チェックを外し、「変更を保存」をクリックしましょう。
メディア(主に画像)に関する設定ができます。
サムネイルのサイズ最後にパーマリンクの設定をします。
パーマリンク設定は、WordPressの設定においてとても重要な項目です。
設定方法については別途記事で紹介していますので、そちらを参考になさってください。
>> WordPressのパーマリンク設定の変更でURLを最適化
いかがでしたでしょうか。初期設定とはいえ、かなり量も多く大変と感じた方もいらっしゃると思います。
しかし、しっかり設定を行うことで、今後のサイト運用も楽になりますので、ここはめげずにトライしてみませんか。
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