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個人ブログやアフィリエイトを始めるにあたり、初めてサイトを立ち上げるときに必要になるのがレンタルサーバーの契約です。
特にエックスサーバーは数あるレンタルサーバーの中でも人気が高く、国内シェアNo.1を保持しています。
しかし、エックスサーバーは料金が高いとの評判も多く、なぜそんなにも人気があるのか気になる方は多いのではないでしょうか?
今回はエックスサーバーをロリポップ!レンタルサーバー・さくらのレンタルサーバと比較して、料金が高いと言われている真偽、安く使う方法について解説していきます。
レンタルサーバー選びで迷っている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
目次
まずはさくらのレンタルサーバ・ロリポップ!レンタルサーバー・エックスサーバーの料金を各プランと契約期間ごとに見ていきましょう。
項目 | ライト | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプロ |
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
1か月 | ※最短契約期間は3か月から | ||||
3か月 | 明記なし | 524円 | 1,571円 | 2,619円 | 4,714円 |
6か月 | 明記なし | 524円 | 1,571円 | 2,619円 | 4,714円 |
12か月 | 131円 | 437円 | 1,310円 | 2,183円 | 3,929円 |
24か月 | 129円 | 430円 | 1,000円 | 2,148円 | 3,866円 |
36か月 | 128円 | 425円 | 900円 | 2,122円 | 3,819円 |
※2022年6月時点
さくらのレンタルサーバは法人・個人ともに実績豊富な国内シェアNo.3の老舗企業です。
全体的な料金設定がとても安いのが特徴で、ロリポップ!レンタルサーバーと違い、どのプランも初期費用が無料なので、初めてサーバーを契約する方にとっては導入しやすいと言えるでしょう。
個人利用で最も人気なのはスタンダードプランで、他のレンタルサーバーのスタンダードプランと比べると、さくらのレンタルサーバが一番安く利用できます。
しかし、ライトプランは通信速度が遅いことや、WordPressの簡単インストールができないなど制限が多いため、あまりおすすめできません。
項目 | エコノミー | ライト | スタンダード | ハイスピード | エンタープライズ |
---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 | 0円 | 3,300円 |
1か月 | 132円 | 440円 | 880円 | 1,320円 | 2,530円 |
3か月 | 132円 | 418円 | 770円 | 1,210円 | 2,530円 |
6か月 | 132円 | 385円 | 715円 | 990円 | 2,200円 |
12か月 | 132円 | 330円 | 660円 | 825円 | 2,200円 |
24か月 | 132円 | 275円 | 550円 | 770円 | 2,200円 |
36か月 | 99円 | 220円 | 440円 | 550円 | 2,200円 |
※2022年6月時点
ロリポップ!レンタルサーバーは、コスパの良さが売りの国内シェアNo.2レンタルサーバーです。
他のレンタルサーバーと違って最短契約期間が1か月~であることや、ロリポップ!レンタルサーバーが最もおすすめするハイスピードプランは初期費用が無料になっているなど、コストを抑えて導入しやすいプラン設定が組まれています。
各社の全プランの中で最も安いのがロリポップ!レンタルサーバーのエコノミープラン(36か月契約)の99円となりますが、さくらのレンタルサーバ同様、スタンダード以上でないと制限が多いため、個人ブログやアフィリエイトで収益化したいのであれば、最低でもスタンダードプランにするとよいでしょう。
項目 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
初期費用 | |||
1か月 | ※最短契約期間は3か月から | ||
3か月 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
6か月 | 1,210円 | 2,420円 | 4,840円 |
12か月 | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
24か月 | 1,045円 | 2,090円 | 4,180円 |
36か月 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
※2022年6月時点
エックスサーバーは、運用サイト数220万件以上を誇る国内シェアNo.1のレンタルサーバーで、超高速なサーバー環境と大量アクセスに強いのが特徴です。
プランはスタンダード・プレミアム・ビジネスの3つで、全体的な費用感は、他社のプランと比較すると最も高いと言えるでしょう。
スタンダードプランの12か月契約で見ると、
など、大きな差額が発生します。
法人利用であればそれほど気にならない数字かもしれませんが、個人利用で、しかもこれからブログを始めようと思っている方にとっては、少しハードルが高いと感じた方も多いのではないでしょうか。
そんなエックスサーバーですが、なぜたくさんの支持を得ているのでしょうか?
結論から言うと、エックスサーバーが高くても選ばれる理由は、サーバー性能・機能面が優れているからです。
ここでは各社の個人利用で最も選ばれているスタンダードプランにおいて、様々な観点から比較していきます。
項目 | エックスサーバー (スタンダード) | ロリポップ (スタンダード) | さくらのレンタルサーバ (スタンダード) |
---|---|---|---|
初期費用 | 1,650円 | 無料 | |
月額費用 ※12か月契約の場合 | 1,100円 | 660円 | 425円 |
Webサーバーソフトウェア | NGINX (エンジンエックス) | Apache2.4系 (アパッチ) | NGINX Apache2.4系 |
ディスクの種類 | オールSSD(NVMe) | オールSSD | オールSSD |
ディスク容量 | 300GB | ||
転送容量 | 無制限 | ||
無料SSL | あり | ||
永久無料独自ドメイン | あり | なし | なし |
WordPress簡単インストール | あり | ||
データベース(My SQL)制限 | 無制限 | 50個 | 50個 |
マルチドメイン | 無制限 | 200個 | 200個 |
サブドメイン | 無制限 | 500個 | 3個 |
自動バックアップ | 毎日 | なし | あり ※設定が必要 |
FTPアカウント数 | 無制限 | 1 | 1 |
WAF | あり | ||
Web改ざん検知機能 | あり | あり | 有料オプション |
電話サポート | 平日 10:00~18:00 | 平日:10:00〜18:00 | 現在休止中 ※コールバック予約あり |
メールサポート | 24時間対応 | ||
チャットサポート | 平日 10:00~18:00 | 平日: 9:30〜13:00 14:00〜17:30 | 平日 10:00~18:00 |
プラン変更 | 上位プランのみ可 | 上位プランのみ可 | 不可 |
無料お試し期間 | 10日間 | 10日間 | 14日間 |
現在利用されているWebサーバーソフトウェアは、ApacheとNGINXの2つが大きなシェアを占めており、エックスサーバーはNGINXを採用しています。
NGINXは、従来のApacheが苦手であった大容量データ配信や大量同時接続に耐えられるようにつくられているため、処理速度が速く、Apacheを利用しているロリポップ!レンタルサーバーよりも優れているといえます。
なお、ロリポップ!レンタルサーバーのハイスピードプラン以上からは、WebサーバーソフトウェアがLightSpeed(ライトスピード)になるため、WordPressの挙動においてはNGINXよりも速くなりますが、Apache採用のスタンダードプランにおいては動作が遅いとの評判が多いようです。
さくらのレンタルサーバはApacheとNGINXの2つを採用しているとのことでしたが、どのプランでどちらのソフトウェアなのかという詳しい情報の明記はありませんでした。
エックスサーバーは、従来のオールSSDよりも高速な読み書きを可能とするオールNVMeに対応しています。
これにより、今までよりも読み込み速度が最大約14倍速くなりました。
一方、ロリポップ!レンタルサーバーとさくらのレンタルサーバはオールSSDなので、より高速処理が可能なのはエックスサーバーといえます。
エックスサーバーには、永久無料独自ドメインのプレゼントがあるのも大きな特徴です。
本来であれば、サーバー契約時に別途費用をかけてドメインの取得が必要で、取得費用だけでなく更新料もかかります。
取得するドメインにもよりますが、取得費用と更新料は年間2000円ほどかかるため、それらの費用が契約期間中は一切かからないのは大変お得といえるでしょう。
ロリポップ!レンタルサーバーやさくらのレンタルサーバは、月額費用がエックスサーバーと比べて安いですが、永久無料独自ドメインがもらえないため、それにかかる費用のことを考えると、ランニングコストはエックスサーバーと同じぐらいになります。
データベース・マルチドメイン・サブドメインがエックスサーバーは無制限で、ロリポップ!レンタルサーバーとさくらのレンタルサーバは制限が設けられています。
コンピュータ上で一括管理するデータのことで、WordPressのようなCMSを利用する際にもデータベースが必要になります。
1つのレンタルサーバーの中で、全く異なるドメインを複数利用する場合の仕組みのことをいいます。
サブドメインとは、特定のドメインの前に文字列を追加したドメインのことで、サーバーもドメインも1つとして扱われます。
ただし、個人利用においてCMSを何十個もインストールしたり、マルチドメインやサブドメインを百個以上使用するシーンはまずないといっていいため、そこまで気にする必要はありません。
エックスサーバーは契約した時点で自動バックアップを行ってくれ、さくらのレンタルサーバも手動で設定する必要はありますが、自動バックアップの設定が可能です。
一方、ロリポップ!レンタルサーバーのスタンダードプランでは自動バックアップ機能が備わっておらず、月額330円の有料オプションになります。
万が一データが消えたとしても復元できますが、復旧手数料に11,000円かかるため注意が必要です。
FTPアカウント数はエックスサーバーが無制限であるのに対して、ロリポップ!レンタルサーバーとさくらのレンタルサーバは1つまでです。
FTPアカウントは複数人でサイトを管理したい場合に必要になり、アクセス権限の違う異なるFTPアカウントを、管理を任せる担当者ごとに渡すのが一般的のため、数が多いほうが好ましいといえます。
Web改ざん検知機能は、Webサイト改ざんやマルウェア、フィッシングサイトなどといった脅威に晒されていないかを毎日自動診断する機能です。
さくらのレンタルサーバでは有料オプションになるため、セキュリティ面においては、エックスサーバーやロリポップ!レンタルサーバーが勝っているといえます。
問い合わせ方法は電話・メール・チャットの3種類があります。
さくらのレンタルサーバだけは、現在電話対応を休止しています。
そのかわり、指定した日にさくらのレンタルサーバ側から電話をかけてくれる コールバック予約ができます。
ロリポップ!レンタルサーバーでは、チャットサポートも他の2社よりも30分早く終了してしまうことや、13:00~14:00の間は受け付けていないとのことなので注意が必要です。
エックスサーバーとロリポップ!レンタルサーバーは上位プランへの変更は可能ですが、さくらのレンタルサーバはプランによって扱っているサーバーが違うため、一度契約してしまうとプラン変更ができません。
初回契約時にどのプランにするかをきちんと吟味しないと後戻りできなくなるため気をつけましょう。
また、エックスサーバーとロリポップ!レンタルサーバーも上位プランへの変更は可能ですが、下位プランへの変更はできないため、注意が必要です。
通常のサイトであれば、容量が300GBあるスタンダートプランの上限に達することはなかなかないため、基本は300GBのプランを契約すればそれらの心配はほぼなくなります。
無料お試し期間はエックスサーバーとロリポップ!レンタルサーバーがいずれも10日間、さくらのレンタルサーバは14日間と、さくらのレンタルサーバが勝っています。
基本的にレンタルサーバーは費用と性能が比例するため、格安レンタルサーバーはサーバースペックやサポート面、セキュリティ面で弱い部分が多いのが実状です。
具体的には以下のような点が、低価格帯を実現しています。
格安レンタルサーバーはディスク容量や転送量が通常より低く設定されています。
サイトの規模が大きければ大きいほど、ディスク容量も転送量も多く必要になりますが、これらが釣り合っていないと通信が不安定になりやすく、ユーザー体験を損ねてしまう原因にもなります。
MySQLとは、ユーザー認証や記事本文、記事日時などを記録しておくためのデータベースのことで、CMSを利用するためには必ず必要になります。
サイト構築や管理・運用が容易にできますが、レンタルサーバー側で対応していない場合、自身でサイトを作り上げていく必要があるため注意が必要です。
格安レンタルサーバーの中にはWordPressがインストールできないものがあります。
WordPressは世界シェアNo.1であり、初心者にとっても大変使いやすい無料CMSですが、これに対応していない場合は別の方法でサイトを構築しなければなりません。
格安レンタルサーバーには無料のSSLサービスがついていないものがあります。
SSLとはインターネットの通信を暗号化する技術のことで、データの盗聴や改ざんを防ぐために用いるものです。
個人のプライバシーを守るためにサイトをSSL対応させておくことは今や必須とも言えますが、レンタルサーバーにSSLがついていない場合は、自身で有料の認証手続きを行なう必要があります。
格安レンタルサーバーはマルチドメインに対応していないケースが多くあります。
一つのドメインだけでサイトを運用していく場合であれば問題ありませんが、複数のドメイン・サブドメインを利用するのであれば、マルチドメインに対応しているサーバーであるほうがよいでしょう。
対応していない場合、2つ以上のドメインを運用するときはもう一つのサーバーを契約する必要があります。
電話サポートを受け付けていなかったり、問合せ後の回答が遅かったりとサポート体制が不十分なことがあります。
突如、不具合が発生したときにすぐに問合せができないと、業務に支障がでる可能性がありますし、多くのアクセスユーザーを取りこぼすことも考えられます。
レンタルサーバー選びでサポート体制はとても重要な内容なので、きちんと確認しておきましょう。
料金が最も高い反面、サーバー性能や機能面が最も優れているエックスサーバーですが、通常よりも安く使う方法があります。
これからご紹介する方法で契約すればかなりコスパが良くなるため、ぜひ試してみてください。
1つ目はキャンペーンのタイミングを狙うやり方です。
例えば、一定の契約期間に限り月額費用のキャッシュバックがある、永久無料で使えるドメインのプレゼントがあるなど、様々なキャンペーンを実施しています。
エックスサーバーは定期的にこれらのキャンペーンを行っているので、レンタルサーバーの導入を考えている方は最適なタイミングを狙って契約するのがお得です。
前章でもお伝えしたとおり、申込み時における契約期間が長ければ長いほど月額料金は安くなります。
エックスサーバーのスタンダードプランにおいて、3か月と12か月とではひと月220円ほどの違いがあり、一度に長期間契約する場合と短いスパンで再契約しなおす場合では、前者のほうがお得です。
ただし、レンタルサーバーに関する知識がほとんどない方にとっては、サーバー選びに失敗するリスクがあり、また、これからブログを開設する方は、途中で挫折してしまうなど、いきなり36ヶ月の契約は難しいこともあります。
迷ったときは、まずは6か月か12か月で契約してみて、「レンタルサーバーが自分に合っている」「これからもブログを続けられそう」と思ったら、長期間の契約をするとよいでしょう。
エックスサーバーの契約更新手続きは手動更新の他に、登録したクレジットカードから自動で引き落とされる自動更新設定が可能です。
通常の手動更新では契約時に一括で契約料金を支払いますが、自動更新設定にすると1か月ごとに支払が行われ、3か月契約・6か月契約の場合に限り、月額料金が12か月契約の料金と同じになります。
以下、手動更新のときと自動更新のときの月額料金の違いです。
項目 | 手動更新 | 自動更新 (1か月ごとの支払い) |
---|---|---|
3か月 | 1,320円 | 1,100円 |
6か月 | 1,210円 | 1,100円 |
12か月 | 1,100円 | 1,100円 |
24か月 | 1,045円 | 1,045円 |
36か月 | 990円 | 990円 |
1か月単位での支払であれば、まとまったお金がなくても契約しやすく、またクレジットカードのポイントがたまりやすいというメリットもあるため、ぜひやっておくとよいでしょう。
自動更新設定の方法はエックスサーバーの公式ホームページ から確認できます。
今回はエックスサーバー・ロリポップ!レンタルサーバーやさくらのレンタルサーバの料金比較と、エックスサーバーが国内シェアNo.1である理由について解説してきました。
できるだけ安い費用でレンタルサーバーを利用したのであれば、さくらのレンタルサーバやロリポップ!レンタルサーバーがおすすめですが、安いプランはサーバー性能や機能面でパフォーマンスが悪いため、サイト運営に支障をきたす可能性があり、追加オプションによってはエックスサーバーと同じぐらいのコストがかかります。
一方、エックスサーバーは他の2社と比べて料金が少々割高ですが、安定したサーバー性能とサービス内容で、ブログ・アフィリエイトを快適に運営できるでしょう。
これからご自身のサイトを立ち上げる方で、どのレンタルサーバーにするか迷ったらぜひエックスサーバーを検討してみてください。
レンタルサーバー比較なびは、レンタルサーバーサービスの比較サイトです。各レンタルサーバーの中でも『共有(共用)サーバー』『VPS(仮想サーバー)』『マネージドサーバー』の3つの種類を主に取り扱っています。人気のサーバーから、初心者でも使いやすく、また、法人でも安心して運用できるサーバーなど幅広く徹底比較。
比較情報の他にも、レンタルサーバーの基礎知識やお得なキャンペーン情報、お役立ちコラム、ホームページの作り方など役立つ情報が満載です。
レンタルサーバーの選びに迷ったら、ぜひレンタルサーバー比較なびを参考になさってください。