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個人法人問わず様々なサイトに使用されているWordpressですが、Wordpressを利用してサイトを作ることが決まったものの、Wordpressに必要なレンタルサーバーを選ぶ基準が分からない人も多いのではないでしょうか。様々な基準があるものの、Wordpressに本当に必要なレンタルサーバーの比較基準を絞って今回紹介していきます。
レンタルサーバーを提供している会社はたくさんありますが、Wordpressを構築する上ではどのレンタルサーバーでもよい訳ではありません。どこも同じように見えますが、Wordpressに向いているレンタルサーバーを選ぶべきです。
でも、どのレンタルサーバーを選べばよいかの基準が分からない人も多いのではないでしょうか。
まずは、Wordpressに最適なレンタルサーバーを選ぶための基準を知りましょう。Wordpressに最適なレンタルサーバーを選ぶ主な基準は以下があります。
1. 料金と容量で選ぶそれぞれの基準がどのようなものかは以降で説明していきます。これからWordpressを構築するレンタルサーバーを選ぶ時の参考にしましょう。
レンタルサーバーを選ぶときは、容量を確認する必要があります。スマートフォンに容量があるようにレンタルサーバーにはプランに応じた容量があります。サイトのページを増やせば増やすほど、空き容量が必要になってきます。そのため、WordPressを構築する時は、自分にどれくらい容量が必要なのかを把握した上でレンタルサーバーを選びます。
1ページあたりに必要なデータ容量はバラバラですが、1ページの情報量が2MBと想定した場合に保存できるページ数を参考までに比較しています。
エックスサーバー | さくらのインターネット | お名前ドットコム | ConoHa WING | CPI | |
---|---|---|---|---|---|
プラン | X10 | スタンダード | レンタルサーバー | ベーシック | SV-Basic |
料金*1 | 1,000円~ | 524円~/月 | 980円~/月 | 1,200円~/月 | 3,800円~/月 |
容量 | 200GB | 100GB | 250GB | 250GB | 500GB |
保存できるページ数*2 | 10万ページ | 5万ページ | 12.5万ページ | 12.5万ページ | 25万ページ |
※1:料金は12か月プランの割引を想定とした月額料金
※2:保存できるページ数は、1ページ2MBとして算出
レンタルサーバーには各プランに応じた転送量の上限が設定されています。転送量とは、レンタルサーバーから閲覧ユーザーに1ページのデータ(ページの画像やソースなどの情報)を送るデータ量の事を言います。
レンタルサーバーの転送量が上限を超えると、ページの表示がされにくかったり、警告画面が表示されます。少ない転送量プランで契約してしまい、ページが表示されないとサイトからユーザーが離れてしまう原因になってしまいます。そうした機会損失をしないように、転送量に余裕があるレンタルサーバープランを契約するとよいでしょう。
また想定よりも転送量が必要な時のために、より転送量のスペックが高いプランにアップグレードがしやすいレンタルサーバーを選ぶとよいでしょう。
エックスサーバー | さくらのインターネット | お名前ドットコム | ConoHa WING | CPI | |
---|---|---|---|---|---|
プラン | X10 | スタンダード | レンタルサーバー | ベーシック | SV-Basic |
料金*1 | 1,000円~ | 524円~/月 | 980円~/月 | 1,200円~/月 | 3,800円~/月 |
負荷がかかる1日の転送量目安 | 300GB/日 | 160GB/日 | 300GB/日 | 300GB/日 | - 記載なし |
転送量制限 | なし | なし | なし | なし | なし |
参考PV*2 | 15万PV | 8万PV | 15万PV | 15万PV | - |
アップグレード*3 | ● | △ | - | ● | ● 別途サーバー設定費が必要 |
※1:料金は12か月プランの割引を想定とした月額料金
※2:参考となるPVは、1ページ2MBとして算出
※3:プランのアップグレードは管理画面からできることが条件
各レンタルサーバー会社は転送量に上限はないものの、制限を掛ける目安をCPIサーバー以外は公開しています。負荷がかかる1日の転送量目安と参考PVから、必要なプランを選びましょう。
これ以上の転送量が必要だと感じた場合は、ここに掲載しているプランより上位プランを検討するとよいでしょう。サイトを立ち上げたばかりの頃であれば、上記の表にあるプランで充分なケースがほとんどと言えます。
それでは、容量と転送量を比較した各社のレンタルサーバーを下記で比較してみましょう
エックスサーバー | さくらのインターネット | お名前ドットコム | ConoHa WING | CPI | |
---|---|---|---|---|---|
プラン | X10 | スタンダード | レンタルサーバー | ベーシック | SV-Basic |
料金*1 | 1,000円~ | 524円~/月 | 980円~/月 | 1,200円~/月 | 3,800円~/月 |
容量 | 200GB | 100GB | 250GB | 250GB | 500GB |
保存できるページ数*2 | 10万ページ | 5万ページ | 12.5万ページ | 12.5万ページ | 25万ページ |
負荷がかかる1日の転送量目安 | 300GB/日 | 160GB/日 | 300GB/日 | 300GB/日 | - 記載なし |
転送量制限 | なし | なし | なし | なし | なし |
参考PV*3 | 15万PV | 8万PV | 15万PV | 15万PV | - |
アップグレード*4 | ● | △ | - | ● | ● 別途サーバー設定費が必要 |
※1:料金は12か月プランの割引を想定とした月額料金
※2:保存できるページ数は、1ページ2MBとして算出
※3:参考となるPVは、1ページ2MBとして算出
※4:プランのアップグレードは管理画面からできることが条件
どのプランもおすすめですが、ちょうど良いバランスであることとプラン変更の柔軟性から、エックスサーバーとConohaサーバーがおすすめです。
容量と転送量を加味したおすすめのレンタルサーバーはこちら
WordPressの構築は、レンタルサーバーを利用するととても楽になります。自分でWordpressの環境構築をする場合は、PHPの実行環境、データベースの作成、Wordpressのダウンロード、インストールなど色々な作業が必要です。
それに引き換えレンタルサーバーでWordpressを構築する時は、至れり尽くせりのサポートがあります。
エックスサーバー | さくらのインターネット | お名前ドットコム | ConoHa WING | CPI | |
---|---|---|---|---|---|
Wordpress簡単インストール | ● | ● | ● | ● | ● |
サポート内容 | コントロールパネルから「Wordpressカンタンインストール」の機能を使って、必要項目の入力で設定が完了する。 | コントロールパネルの「クイックインストール」から「Wordpress」を選択し、必要項目の入力を設定する。 | コントロールパネルからWordpressに必要な項目を設定するだけで完了する。 | コントロールパネルから「サイト管理」⇒「サイト設定」⇒「アプリケーションインストール」からWordpressの必要項目を設定して完了。 | コントロールパネル内の簡単インストールで設定した後に、Wordpress側で設定を行う。 |
わかりやすさ | ◎ | ● | ● | ● | △ |
エックスサーバーは自動でデータベースを新規作成する時に分かりやすい
WordPressの導入にあたっては、どのレンタルサーバー会社も簡単インストールができるような機能が備わっています。各社のコントロールパネルを比較した時に、エックスサーバーが最も簡単インストールのパネルが見つけやすく、データベース作成に関する指示が分かりやすかったので、比較項目の分かりやすさを「@」にしました。
他のレンタルサーバーで分かりやすさを「●」にした会社も、Wordpress導入が簡単にできる水準です。CPIサーバーは、他のレンタルサーバーに比べて、コントロールパネルの設定した後にWordpressの管理画面で設定が必要な分だけ、少し手間がかかので評価を落としました。
今契約しているレンタルサーバーから、Wordpressを新しいサーバーに引越しを検討している人は、Wordpressの引越しサポートでレンタルサーバーを比較するとよいでしょう。
エックスサーバー | さくらのインターネット | お名前ドットコム | ConoHa WING | CPI | |
---|---|---|---|---|---|
Wordpress引越しサポート | WordPress簡単移行 | Snapup | かんたんお引越し機能 | WordPressかんたん移行 | WordPress 移行プラグイン |
サポート内容 | 移行元のデータをカンタンに移せる | 外部サーバーのバックアップ取得機能をつかって、移行する事が可能 | 移行元のデータをカンタンに移せる | 移行元のデータをカンタンに移せる | Wordpressのプラグインを使ってデータの移行を行う |
引越しのしやすさ | ◎ | ● | ◎ | ◎ | △ |
WordPressに適したレンタルサーバーを選ぶ場合、容量や転送量だけで選ぶのはよくありません。レンタルサーバーを選ぶときはPHPの処理性能も重要です。PHPとはWordpressで使われている言語で、PHPの処理性能が高いとページの表示速度高速化に期待ができます。
PHPの処理性能が重要な理由はWordpressの仕組みを理解する必要があります。Wordpresは、ユーザーからページのリクエストがあった時、サーバー側で様々なパーツを取り出してHTMLを生成するサーバーサイドレンダリングの仕組みとなっています。
サーバー側で処理をする以上、負荷がかかりやすいので高い処理性能が必要となってきます。サーバー側の処理性能が劣ると、ページの表示速度が遅くなり、ユーザーの離脱につながりかねません。
そのため、レンタルサーバー各社のWordpress処理性能を比較しましょう。
エックスサーバー | さくらのインターネット | お名前ドットコム | ConoHa WING | CPI | |
---|---|---|---|---|---|
CPU負荷 | ● FastCGI ※モジュールPHPと同等 | ● モジュールPHP | - | ● LiteSpeed LSAPI | - |
phpキャッシュ | ● APC / OPcache | - | - | ● OPcache | - |
特長 | PHPの処理速度が20倍 | 従来のCGIモードと比較してPHP処理時間が最大16倍高速化 | - | FastCGIより20%も速い「LiteSpeedLSAPI」の実行環境 | - |
WordPressの表示高速化に必要なPHP処理性能で見ると、エックスサーバーとConoHaが優秀です。中でもConohaは、実績があるエックスサーバーのFastCGIより20%高い性能をもつ実行環境を持っている点が特筆すべきポイントです。
また、さくらのインターネットは2018年4月18日以降にモジュールPHPの実行環境が用意されています。「さくらのインターネットが遅い!」という評判を聞いた方は、評判がなされた時期を確認するとよいかもしれません。今はPHP処理性能が高いモジュールPHPの環境が用意されているので、さくらのインターネットも十分な環境を提供しています。
ちなみに、処理性能が高いPHPバージョンの7はどこのレンタルサーバーも対応していますので、比較項目にはしていません。
WordPressに必要な比較基準でレンタルサーバーを比較してきましたが、最終的におすすめなレンタルサーバーはどこなの?と言う方のために当サイトがWordPressにおすすめする得レンタルサーバーをなんと2つに絞って挙げます。
当サイトがWordpressにオススメするレンタルサーバーは以下の2つです。
それぞれのレンタルサーバーがどうしておすすめできるか解説します。
エックスサーバーはどの比較項目でも提供レベルが最高クラスでした。ここが駄目という所がないのが特徴的でした。エックスサーバーは、個人法人問わず様々なWordpressで採用されている実績も考慮すると、安心して利用することができるレンタルサーバーです。
エックスサーバーと共に、Wordpressに穴がないと思われるのがConohaのレンタルサーバーです。特長を上げれば、PHP処理性能に秀でているので表示速度に期待するのであればConohaのレンタルサーバーを利用するのがいいのではないでしょうか。
レンタルサーバー比較なびは、レンタルサーバーサービスの比較サイトです。各レンタルサーバーの中でも『共有(共用)サーバー』『VPS(仮想サーバー)』『マネージドサーバー』の3つの種類を主に取り扱っています。人気のサーバーから、初心者でも使いやすく、また、法人でも安心して運用できるサーバーなど幅広く徹底比較。
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レンタルサーバーの選びに迷ったら、ぜひレンタルサーバー比較なびを参考になさってください。