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VPSサービスとWindowsServerで実現するテレワーク環境があります。「自宅にPCがない」「macしかない」「作業履歴をPCに残したくない」など、テレワークがしたいものの、作業環境にお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、テレワーク環境を実現するためのVPSサービスを選び方と共に紹介してきます。
VPS(Virtual Private Server)とは、仮想専用サーバーのことを言います。1台のサーバーを複数ユーザーで利用しますが、仮想的に専用サーバーとして利用することができるのが特徴です。
このVPSをサーバー管理目的以外にWindowsServerを利用することで、インターネット環境があれば、いつでもWindowsを使える環境を整えることができます。また、WindowsServerにはMicrosoftOfficeなどWindowsで使える機能がプリインストールされているので、VPSにネット接続することでWindows非搭載のデバイスでもMicrosoftOfficeを使うことができます。
昨今では自然災害発生時や感染症対策で出社できない場合のBCP対策の備えとして、自宅でも作業が出来る環境整備の為に利用されます。
つまり、WindowsServerが使えるVPSサービスを利用することで、Windowsが使えるテレワーク環境を整えられる事ができます。他に必要なものは、リモートデスクトップ接続用のアカウントとMicrosoftOfficeのラインセンスが必要なユーザーごとに掛かります。
そこで、次はテレワークに使えるVPSサービスの選び方を紹介していきます。
WindowsServerが使えるVPSサービスは自由度が高いプランが多いですが、必要なテレワーク環境を構築できる、選び方を説明していきます。
この記事で取り上げるテレワーク環境下は以下が大きなポイントとして挙げられます。
それぞれのポイントを以降で説明していきます。
ConoHa for Windows Server | さくらのVPS for Windows Server |
ABLENET VPS | カゴヤのVPS | |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | SSD/HDD 5390円/3123円(税込) |
無料 |
プラン名 | WIN4GB | W4G | Win3 | メモリー4GB |
月額料金※1 | 3,927円 | 3,932円 | 4,065円 | ~6,710円※2 |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB | 4GB |
CPU | 4コア | 4コア | 4コア | 4コア |
上記の表は4GB,4コアとした場合の料金プランを比較しています。料金自体はConoHa,さくら、ABLENETで大きな違いはありませんが、比較した4サービスの中ではConoHaが最安の料金となっています。カゴヤのVPSが高くみえますが、日額の料金単位ですので短期契約の場合であれば利用を検討してもよいでしょう。
ConoHa for Windows Server | さくらのVPS for Windows Server |
ABLENET VPS | カゴヤのVPS | |
---|---|---|---|---|
リモートデスクトップ(RDS)SAL | 月額770円(1ユーザー) | 月額770円(1ユーザー) | 1,100円(1ユーザー) | 1,155円(1ユーザー) |
Microsoft Office SAL | 月額2,530円(1ユーザー) | 月額2,530円(1ユーザー) | ー | 月額3,410円(1ユーザー) |
SQL Server(1コアあたり) | 月額1,100円 | 月額660円 | ー | 3,300円 |
WindowsServerでMicroSoftを自宅利用する場合、リモート接続とMicrosoftOfficeのライセンスがユーザーごとに必要です。必要なユーザー数次第で総支払料金が大きく異なる可能性がありますので、必要なユーザー数を決めた上で比較することをオススメします。
ここで比較するVPSサービスの中では、ConoHa、さくらのVPSサービスがライセンス料金やすいことが分かります。
ConoHa for Windows Server | さくらのVPS for Windows Server |
ABLENET VPS | カゴヤのVPS | |
---|---|---|---|---|
プラン変更 | 可 | 不可 | 可 | 可 |
テレワークをしたい人数や制限が掛かったため、料金プランを変更する必要があった場合にプラン変更できるかどうかは、不要な手間を省くために必要です。もし、上位プランに変更する可能性がある場合は、あらかじめプラン変更ができるVPSサーバーを選ぶとよいでしょう。
ConoHa for Windows Server | さくらのVPS for Windows Server |
ABLENET VPS | カゴヤのVPS | |
---|---|---|---|---|
電話によるサポート | あり | あり | なし | あり |
お試し | なし | あり | あり | なし |
なれないテレワーク環境の整備が不安な方はサポートでVPSサービスを選ぶのが良いでしょう。各社メール問合せは年中無休で受け付けていますが、問題を早く解決することができる「電話によるサポート」があるかどうかを比較しています。
ITの知識に明るくない人は、電話によるサポートがあるVPSサービスを選びましょう。
ConoHa for Windows Server | さくらのVPS for Windows Server |
ABLENET VPS | カゴヤのVPS | |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | SSD/HDD 5390円/3123円(税込) |
無料 |
プラン名 | WIN4GB | W4G | Win3 | メモリー4GB |
月額料金※1 | 3,927円 | 3,932円 | 4,065円 | ~6,710円※2 |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB | 4GB |
CPU | 4コア | 4コア | 4コア | 4コア |
リモートデスクトップ(RDS)SAL | 月額770円(1ユーザー) | 月額770円(1ユーザー) | 1,100円(1ユーザー) | 1,155円(1ユーザー) |
Microsoft Office SAL | 月額2,530円(1ユーザー) | 月額2,530円(1ユーザー) | ー | 月額3,410円(1ユーザー) |
SQL Server(1コアあたり) | 月額1,100円 | 月額660円 | ー | 3,300円 |
OS | Windows Server 2019 Datacenter Edition / Windows Server 2016 Datacenter Edition | Windows Server 2019 Datacenter Edition / Windows Server 2016 Datacenter Edition | Windows Server 2019 / Windows Server 2016 /WindowsServer2012R2 | Windows Server 2019 Datacenter Edition / Windows Server 2016 Datacenter Edition/Windows Server 2012 R2 Standard(64bit) |
回線速度 | 100Mbps共用 | 100Mbps共用 | 200Mbps共用 | 非公開 |
プラン変更 | 可 | 不可 | 可 | 可 |
電話によるサポート | あり | あり | なし | あり |
お試し | なし | あり | あり | なし |
各社のプランを比較しましたが、導入する際の注意点を紹介していきます。
「こんなはずじゃ無かった・・・」とならないようにしっかり説明を見て欲しいと思います。
WindowsServerに接続しただけではMicrosoftOfficeは利用できません。MicrosoftOfficeを利用するユーザー数だけのライセンスが必要となるので、料金を把握する際に注意しましょう。また、リモートデスクトップに接続するためのライセンスがユーザー分だけ必要な点に注意が必要です。
VPSサービスとライセンスの料金体系が異なる可能性がある点に注意してください。VPSの利用料金が日額あたりであったとしても、MicrosoftOfficeの料金は月額課金となります。必ずしもかかる費用の課金体験が同じではない点を知っておきましょう。
VPS1つで同時接続数に注意しましょう。例えば、ConoHaやさくらはリモートデスクトップによる同時接続数は1サーバーあたり2接続までとなっています。
WindowsServerをVPSで利用するなら、当記事でおススメは「ConoHa for Windows Server」です。他社と比較して料金が安いことに加えて、上位プランに変更できる融通性や電話サポートなどテレワークの環境整備になれていない人に対して優しい点を評価しました。
また、日本マーケティングリサーチ機構による調査で「テレワーク利用者満足度No.1」を獲得した点を高く評価できます。
実際に利用してみなきゃわからず、お試し利用期間を利用したいなら「さくらのVPS for Windows Server」がおススメです。2週間無料でお試し利用することが可能です。
今回紹介したVPSサービスの中でも低価格部類に入りますので、VPSによるテレワーク環境を構築するのが初めての人であるビギナー向けのサービスです。
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