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Minecraft(マイクラ)やARKなど、友達と一緒に遊ぶための「オンラインマルチプレイ」において、専用のサーバーを用意しなければいけないPCゲームがあります。
慣れている方は自分のPCをサーバー化して遊ぶ方法をとられる方もいるかと思いますが、これから遊びたい、そもそもサーバーを立てられるくらいのスペックは無いという方もいらっしゃるかと思います。
そんな時、役に立つのが「レンタルサーバー」です。
レンタルサーバーはその名の通りホスティング会社が提供しているサーバーを、利用料金を払うことでレンタルできます。
今回はゲームのオンラインマルチプレイにおすすめなレンタルサーバーについて比較していきます。
この記事を参考に、ご自分に合ったレンタルサーバーを見つけてみてください。
まずサーバーには様々な種類があります。
あわせて読む:レンタルサーバーの種類
オンラインマルチプレイに使用するのはこの中で「VPS(仮想専用サーバー)」となります。
料金の安さが魅力的な共用サーバーですが、その名の通り他のユーザーと同じサーバーを共有しているため他のユーザー側で高負荷がかかった場合、こちらも影響を受け快適に遊ぶことが難しくなります。あまりおすすめはできません。
専用サーバーではサーバーを独占できるものの、管理設定やセキュリティに専門知識が必要であり、料金も高いため向いていません。
そこで、両者のいいとこ取りなのが「VPS(仮想専用サーバー)」です。
VPSは1つのサーバーを仮想的に専有している形(箱の中に箱があるイメージ)なので、実質共用サーバーでありつつも他のサーバーの影響を受けません。
そして専用サーバーよりもかかる料金は安いため、自由度が高いながらも料金は安めというのがメリットです。
ということで、今回比較するのは以下のサーバーです。
まずは気になる支払い方法です。
基本的にレンタルサーバーの契約はクレジットカードによる引き落としが主流ですが、学生の方などは自分のクレジットカードをまだ持っていない方も多いと思います。
そこで、クレジットカード以外の支払い方法がどれだけあるかを比較しました。
クレジットカードを始め、基本的な支払い方法は揃っているようです。
また、請求書払い形式であればコンビニ、LINE Payでも支払うことができるためクレジットカードを持っていない学生さんでも利用することが出来ます。
ただし請求書払いは書面ですので手数料が発生します。
他社と比較すると選択肢が少ない印象です。
自動口座引き落としが使えるため、クレジットカードが無くても契約はできますが手続きが多いなどやや手間を感じるかもしれません。
ConoHaは、上記2社と比較すると支払い方法が少ない印象を持ちますが、ConoHaチャージやConoHaカードと言った独自の前払いサービスにおいて様々な支払い方法を選べます。
ConoHaチャージはサービス利用前に入金する、プリペイド式の支払い方法です。
チャージの際に、Amazon Payや、コンビニ払い、PayPalなど幅広い決済方法を選べますので学生の方も気軽に購入することができます。
ConoHaが発行する、プリペイドカードです。
iTunesカードをイメージしてもらうとわかりやすいのですが、決まった金額のカードを購入し、コードを入力することでチャージができるものです。
カードはAmazonでも買うことができますので、学生の方でも利用料金を支払うことが可能です。
さらに、ConoHaカードは学割が適用されるため学生の方は10%安く購入できます。
以下に支払い方法(入金方法)をまとめました。
さくらのVPS | KAGOYA CLOUD VPS | ConoHa VPS | |
---|---|---|---|
クレジットカード | ○ | ○ | ○ |
銀行振込・Pay-easy | ○ | – | ConoHaチャージ |
請求書払い | ○ | – | ConoHaカード |
自動口座振替(引き落とし) | ○ | ○ | – |
プリペイドカード | – | – | ConoHaカード |
Amazon Pay | – | – | ConoHaチャージ |
コンビニ払い | 請求書払いで可 | – | ConoHaチャージ |
PayPal | – | – | ConoHaチャージ |
AliPay | – | – | ConoHaチャージ |
LINE Pay | 請求書払いで可 | – | – |
次に月額費用で比較してみました。
オンラインマルチプレイに使用するメモリ数としては、2GB~4GBあたりがメジャーになりますので4GBを基準にまとめています。※ゲームや参加人数による
以下は1ヶ月毎の支払い料金です。
さくらのVPS | KAGOYA CLOUD VPS | ConoHa VPS | |
---|---|---|---|
CPU | 4コア | 4コア | 4コア |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB |
SSD | 200GB | 50GB | 100GB |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 3,520円 | 3,300円(MAX) | 3,608円(MAX) |
日割り/時間割り | なし | 118円/日 | 6.6円/時 |
※オプションは付けない想定
※長期契約割りなど適用されていない1ヶ月あたりの料金
KAGOYAやConoHa VPSのような利用した日数や時間に応じて課金されていくサーバーは、契約期間が1ヶ月に満たないような短期的な利用にぴったりです。
課金制と聞くと利用時間をシビアに捉えてしまいますが、月額料金が月額上限額にもなっているため使いすぎた場合でもそれ以上のコストが発生することはありません。
長期休みの数日間だけ使いたい、という方は課金制のVPSを選ぶと良いでしょう。
レンタルサーバー公式サイトが、ゲームでの利用を推奨しているかどうかも重要なポイントです。
VPSは専用サーバーよりも専門知識は不要ですが、ゲームによってはコマンド入力などのひと手間が発生することもあります。
設定用マニュアルがあると、基本の設定は見ながら行う事ができますので安心です。
さくらのVPS | KAGOYA CLOUD VPS | ConoHa VPS | |
---|---|---|---|
Minecraft(マイクラ) | ○ | ○ | ○ |
ARK | ? | ○ | ? |
Minecraftについてはどのサーバーも設定マニュアルを用意しています。
KAGOYAではARKの構築マニュアルも公開しており、2社と比較するとゲームユーザーに易しい印象を持ちます。
各サーバーのゲーム用サーバー構築難易度を比較しました。
さくらのVPS | KAGOYA CLOUD VPS | ConoHa VPS | |
---|---|---|---|
Minecraft(マイクラ) | ○ ほぼ自動構築可能 |
△ コマンド入力有り |
◎ 自動構築機能有り |
ARK | ? | △ コマンド入力有り |
? |
Minecraftについてはマニュアルが用意されているため、ほぼどのサーバーでも構築に対するハードルはそこまで高く有りません。
特に、ConoHaは自動構築機能が備わっているため、ほぼボタンをクリックするだけで簡単にサーバーが構築できるのが魅力です。またMinecraft managerといった、ConoHa独自のマイクラ管理アプリによって、ゲームサーバーの管理がとても簡単に行えます。
KAGOYAについてはマニュアルはあるものの、構築にはコマンド入力が必須になってくるため、初心者にとってはややハードルが高いと感じてしまうかもしれません。
サーバーのスペックは、そのサーバーで遊べる人数と比例します。オンラインマルチプレイで使用するサーバーでは、メモリ数の増加などスペックの柔軟性も大切になってきます。
マルチプレイ人数が多ければ多いほど高いスペックを要します。逆に高いスペックでも遊ぶ人数が少なければ、無駄な費用を払っている状態です。
人数に合わせて、柔軟にスペックを変更できるサーバーはコスト面で損をしにくいでしょう。
各サーバーの4GBプランで比較
さくらのVPS | KAGOYA CLOUD VPS | ConoHa VPS | |
---|---|---|---|
基本ストレージ | 200GB | 50GB | 100GB |
月額料金 | 3,520円 | 3,300円(MAX) | 3,608円(MAX) |
スケールアップ | ○ | ○ | ○ |
スケールアップの金額 | 変更後・変更前の差額を即時振込 | 変更後のプラン料金で日数課金 | 変更後のプラン料金で時間課金 |
スケールダウン | ? | ? | ○ |
ストレージのみ増加 | ○ | ○ | ○ |
ストレージ増加の金額 | 400GB:無料!! ※8月31日まで |
100GB:138円/日 | 200GB:2,750円(MAX) 500GB:4,950円(MAX) |
※オプションは付けない想定
※長期契約割りなど適用されていない1ヶ月あたりの料金
どのサーバーもストレージ(容量)のみの追加は可能です。
メモリ数の変更については、スケールアップは基本的に行えますが元に戻す、下げることは出来ないサーバーが多く、ConoHaのみが柔軟に対応可能という形となりました。
時間課金制のConoHa VPSはスペックアップやスペックダウンが柔軟に行なえることがやはりゲーム向きのメリットの1つとして大きいでしょう。ConoHa VPSの使い方として注意したいのは少しでも安く使いたい方は、「サーバーを停止」しただけでは時間課金は止まらないという点に注意です。課金を止めるには、作ったサーバーを削除することが必要です。
サーバーを削除してしまうと、これまでのデータはどうする?という疑問がわきますが、イメージ保存ができますので削除前にイメージ保存をし、また構築する際にイメージを復旧させれば元通りのサーバーで遊べます!(※ただしIPアドレスが変わります)
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他サーバーとは異なりARK用のマニュアルも用意されているKAGOYA。支払い方法などはあまり柔軟性が高いとはいえませんが、ARKを楽しみたい方でマニュアルに沿った多少のコマンド入力が苦じゃない方はKAGOYAも候補の一つではないかと思います。
ゲームのマルチプレイにおすすめなVPSを紹介してきました。
今後、世界でみてもますますゲーム人口は増える傾向にあります。また、YouTubeにおいてもゲーム実況動画は人気コンテンツとなっておりもはやゲームは「やる」ものだけでなく「見る」ものとしても楽しみ方の幅を広げています。
2021年のなかなか人と会えない状況下で、家にいながらにして友達と楽しい時間を共有できることもゲームでは可能です。是非、VPS活用してみてください。
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レンタルサーバーの選びに迷ったら、ぜひレンタルサーバー比較なびを参考になさってください。