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Webサイトを構築する際、SEO対策の一環として中古ドメインの取得が話題にあがることがあります。現在のSEO対策の主流とはいえませんが、中古ドメインによっては大きなSEO効果を得られることもあります。
中古ドメインは「オールドドメイン」、「期限切れドメイン」とも呼ばれ、誰かが過去に使用していたドメインのことです。文脈にもよりますが、通常は「更新期限が切れているもの」(=第三者が取得可能なもの)を指します。
今回は中古ドメインのSEO効果や、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
目次
中古ドメインを用いてWebサイトを作った場合、そのドメインが他のWebサイトより受けているリンク(被リンクと呼びます)を継承することができます。
被リンクよりも質の高いコンテンツが重視される現在のSEO動向ですが、被リンクは今でもSEOに影響をもたらす要素として考えられています。
しかし中には、Googleからペナルティーを受けているような中古ドメインもあります。過去にGoogleのガイドラインに違反するような行為をした履歴のあるドメインは、ペナルティーも継承しているためSEO上マイナスの効果を与えてしまいます。
中古ドメインの最大のメリットは、良質な被リンクをそのまま引き継げることです。
良質な被リンクを有している中古ドメインを用いて、Webサイトを構築することにより、最初から検索エンジンに評価されやすい状況でWebサイト運営を開始することができます。
また、アフィリエイトなどにおいては、サテライトサイトの構築に中古ドメインが使われることがあります。サテライトサイトとは、上位表示したいWebサイト(メインサイト)に対してリンクを貼るためのサイトのことです。つまりメインサイトに自作自演の被リンクを与えるためのサイトということです。サテライトサイトが良質な被リンクを受けている場合、メインサイトへの被リンク効果は高まりますので、サテライトサイトの構築に良質な被リンクを有している中古ドメインを使用します。
Webサイトの構築とサテライトサイトの構築など、どんな目的で使うにしても、良質な被リンクを有している中古ドメインは、強力なSEO効果を生み出す潜在性があります。
中古ドメインには、希少性の高いドメインもあります。
文字数の少ないシンプルなドメインや、芸能人などの公式サイトに使われていたドメインが、高値で売りに出されることがしばしば起こります。
また、新規取得できず希少性の高いドメインを、中古として購入・取得ができることもメリットといえます。
中古ドメインには良質な被リンクを保有しているドメインもあれば、そうではないドメインもあります。「期待したほどの効果がなかった」というだけならまだしも、中古ドメインによっては、Googleによるペナルティー評価を引き継いでいる場合もあります。
また、中古ドメイン自体がペナルティーを受けていなくとも、その中古ドメインの被リンク元となるサイトに、ペナルティーを受けているサイト(ドメイン)があった場合、その中古ドメイン自体にもSEOに悪影響を及ぼすことがあります。
中古ドメインを購入する場合、当然ながら購入費用が掛かります。販売価格は中古ドメインによってさまざまで、数千円の中古ドメインもあれば数万円、数十万円する中古ドメインもあります。また、高いからといって必ずしもSEO効果が高いわけではなく、安いドメインのほうが効果の高いケースもあります。
「高いドメインを買えば良いSEO効果が得られる」とは必ずしもいえないところが、中古ドメインの難しいところです。
今回は中古ドメインのSEO効果やメリット・デメリットについてご紹介しました。
現在でも中古ドメインの価値は失われておらず、ドメインによって大きなSEO効果を保有していることや、希少価値の高さで高額で取引されることがあります。
もし、中古ドメインの購入を検討するのであれば、中古ドメインの「良い」「悪い」の目利きができるようになると、より失敗するリスクを減らすことができるでしょう。
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