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自社内でWebサーバーを立ち上げている企業はあまり多くはありません。ほとんどの企業がサーバーレンタル会社のサーバーを利用しています。自社のWebサイトのレスポンス速度向上や、サーバーレンタル費用削減のために、サーバーの引っ越しを検討されている企業も多いことでしょう。
契約しているサーバーレンタル会社を別の会社に替える場合、サーバーの引っ越し、つまりサーバー移管(移行)を行う必要があります。そこで今回は、サーバー移管(移行)の手順と注意点をご紹介します。
目次
レンタルサーバーの引っ越しであるサーバー移管の手順をご説明します。
1.新レンタルサーバーの契約を行う
2.旧レンタルサーバーから自社のストレージにデータをダウンロードする
3.新レンタルサーバーにデータをアップロードする
4.新レンタルサーバーでの表示・動作確認を行う
5.ドメインのDNSを書き換える(新旧両サーバーが稼働状態に)
6.旧レンタルサーバーの契約を解除する
1.旧レンタルサーバーのデータベースを自社内のストレージにエクスポートする
2.新レンタルサーバーでデータベースを作成する
3.新レンタルサーバーにデータベースをインポートする
サーバー移管は、前述の通りに進めていけば比較的簡単に終了しますが、手順以外に注意しなければならないことがいくつかあります。
旧サーバーでメールアカウントを設定している場合、新サーバーで同じメールアカウントを設定する必要があります。また、DNS変更後、新サーバーへの移転が完全に完了するまでに半日~3日かかることがあります。そのため、旧サーバーのメールアカウントをすぐに削除してはいけません。
メールソフトのアカウントも、旧サーバーからの受信を可能にしておくとともに、新サーバーからも受信できるようにメールアカウントを追加する必要があります。旧サーバーのアカウントの削除は、旧サーバーの契約解除後に行ってください。
表示・動作確認は自分のPCで行うことができますが、一般のユーザーではほとんど触ることのない、PC設定の一時的な変更が必要になります。そのため、表示・動作確認時のPC設定の変更については、詳しい知識を持った人にお願いするようにしましょう。
また、リダイレクトを行うCMSプログラムなどは、動作確認ができない場合があります。PCで動作確認ができない項目と、その対応策を事前に検討しておきましょう。
表示・動作確認が終了したからといって、すぐに旧サーバーの契約を解除してはいけません。これは新しいサーバーへアクセスするためのDNS情報が半日~3日経過しないと反映されないためです。1~2週間は旧サーバーの契約は保持しておきましょう。
旧サーバーと新サーバーとで、ルートからのパスが同じであることを確認しておきます。もし異なっている場合には、パスの記述を変更する必要があります。
サーバーの引っ越しを機に、「○○○.com」から「○○○.jp」などのようにドメインを変更することを考えている企業もあるでしょう。変更する新旧ドメイン名の種類によって、変更作業の内容・手順が異なるため、十分な事前調査をする必要があります。
Webサーバーの引っ越しというと、すべてのデータを新しいサーバーにコピー&ペーストするだけと思いがちですが、ご紹介したように、その他にもさまざまな手順や注意が必要です。注意点に対する事前の調査・確認を行い、その対応策をしっかり立てたうえで、移行手順書を作成すれば、失敗することはありません。
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