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会社ホームページを開設する場合、サーバーを借りてデータを格納します。しかし、サーバー内のデータがバラバラに保存されていては、必要なときに利用できません。
そこで、データの検索や更新がしやすいように整理したものがデータベースです。
今回は、GoogleやFacebook、Twitterでも利用されるなど、圧倒的なシェアを誇るデータベース管理システム「MySQL」についてご紹介します。
MySQLとは、関係データベース管理システムの1つです。複数のメンバーでデータの共有や検索、更新するときにデータベースを使用します。
関係データベース管理システムもテーブル(表)形式でデータを管理しているため、表計算ソフトと似ているところがあります。
例えば、商品名や数量、単価といった商品データを表計算ソフトに登録しておき、検索機能を使って検索するという使い方です。
ただし、データベース自体は表計算ソフトのような検索機能を持っていません。MySQLのSQL(Structured Query Language:構造化問い合わせ言語)は、データベースを操作するための言語を指し、SQL文でデータベースに対して問い合わせ要求を行い、知りたい情報を取得します。
MySQLをインストールしたサーバーに、商品データやよくある質問(FAQ)などの情報を登録しておけば、それらの情報をWebサイトから閲覧することが可能です。
MySQLはオープンソースであり、費用を抑えてサーバー構築を行うことができます。サーバーを運用する際に気になる点がセキュリティーですが、MySQLではSSHやSSLによるセキュアな接続が可能です。多くの企業に採用されていることからも分かるように、信頼性は高く、24時間365日の稼働でも安定して動作します。
また、データの一貫性を保つためにトランザクションを適切に処理する機能を備えている点も魅力です。トランザクションとは、データベースを操作する際の一連の不可分な処理のことで、通信障害でデータベースとの接続ができなくなった場合は、トランザクションが適切に処理されず、データに矛盾が生じる可能性があります。このような状況が起きることを防ぐため、MySQLはテーブルや行にロックをかける機能を備えているのです。
WordPressでは、データベースとしてMySQLを利用します。WordPressとは、オープンソースのCMS(Content Management System:コンテンツ管理システム)の1つです。個人サイトはもちろん、多くのコーポレートサイトがWordPressで制作されています。
魅力ある自社サイトを制作するためにデザインは重要な要素ですが、WordPressには無料のデザインテンプレートもあり、コーポレートサイトにふさわしいデザインを選ぶことが可能です。
WordPressが利用される大きな理由は、Webに詳しくない担当者の方であっても、コンテンツの追加や修正などの日々の更新作業を簡単にできるからです。
WordPressの運用で分からないことがあった場合でも、書籍やWebで手軽に情報が手に入る点も魅力です。
Webサーバーを構築する際は、LAMP環境を構築することが一般的です。
LAMPとは、サーバーOSによく採用されるLinux、WebサーバーソフトウェアのApache、データベース管理システムのMySQL、サーバー側で動くプログラミング言語PHPを指しています。
Linuxサーバーはフルオープンソースでまったくコストをかけずに構築することができます。サポートが受けられる商用版Linuxを利用する場合も、ライセンス料が高額なWindowsサーバーとは異なり、コストを抑えることが可能です。
しかし、Linuxサーバーの運用経験が少なく、Windowsサーバーを使いたいというときもあるでしょう。MySQLはWindows環境下でも動くため、使い慣れているWindowsサーバーにインストールして使うことが可能です。
今回は、サーバーを借りるときに意識したいデータベース管理システム「MySQL」についてご紹介しました。
さまざまなデータベース管理システムがありますが、これからサーバーを運用するのであれば、広く利用されているMySQLがおすすめです。特にWordPressを利用する際はMySQLが必須であるため、レンタルサーバーを借りるときには、MySQLが使えるかどうかを忘れずに確認しましょう。
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