アフィリエイトってどんなもの？Webサイトの運営で収入を得る仕組み

Webでの収入を考えている方の中には、アフィリエイトを収入源にしたいと思う方もいるでしょう。アフィリエイトで収入を得るためには、まず仕組みを知る必要があります。そこで今回は、アフィリエイトの詳しい仕組みについてご説明します。

アフィリエイトの仕組みと種類

アフィリエイトとは、広告主の商品・サービスをWebサイトやブログ上などで紹介することで、その紹介料を受け取ることができる仕組みやサービスのことです。

アフィリエイト自体は、広告主、広告代理店、ASP（アフィリエイトサービスプロバイダー）などから発行された広告リンクを、Webサイトやブログ上などに掲載することで始めることができます。

アフィリエイトには大きく分けて以下の種類があります。

成果保証型

掲載した広告リンク経由で誰かが商品を購入した場合、一定料率の紹介料を受け取ることができるモデルを成果保証型（または成果報酬型）のアフィリエイトと呼びます。

クリック保証型

広告リンクをクリックしてもらうだけで報酬を受け取れるモデルを、クリック保証型のアフィリエイトと呼びます。（Google AdSenseなど）

インプレッション型

広告の表示回数に応じて報酬を受け取れるモデルを、インプレッション保証型のアフィリエイトと呼びます。

期間保証型

広告を一定期間掲載することで報酬を受け取れる、期間保証型のアフィリエイトもあります。期間保証型は広告主や広告代理店のほうから、ある程度アクセスがある、または有名なサイトに広告掲載を依頼するケースが多く、純広告とも呼ばれるアフィリエイトです。

アフィリエイターの現状

アフィリエイトのメリットは、場所や時間に制限されずにWebサイトやブログ運営などで収入を得られることです。

アフィリエイターの中には、月収で何十万、何百万、あるいは何千万と稼いでいる方もいます。アフィリエイトはそれほどの可能性を秘めています。

しかし、現状は多くのアフィリエイターが月3万円も稼げていないという状況です。日本アフィリエイト協議会の「アフィリエイト市場調査2015」（2016年3月9日発表、有効回答数500名）によると、月額アフィリエイト収入が3万円以上の方は全体の4.0％でした。

ただ、上記の市場調査において、アフィリエイトで3万円以上を稼ぐ方は、運営サイト数が4サイト、1日あたりの作業時間が3.9時間という平均データが出ています。

一方で、回答者の全体平均としては、運営サイト数が3.5サイト、1日あたりの作業時間が1.3時間となっています。また、1000円未満の方に絞った場合は、運営サイト数は1.8、1日あたりの作業時間は1.1時間まで減ります。

つまり、アフィリエイターとして月3万円以上の収入を得ている方は、1日あたりの作業時間が全体平均の3倍であり、アフィリエイトに関して多くの時間を掛けているということです。アフィリエイトも1つのビジネスであり、ビジネスを成功させるためにはそれ相応の努力が必要となります。

アフィリエイトで収入を得るには

アフィリエイトで安定的に収入を得るためには、まずSEOの知識を深めることが大切です。SEOとは検索エンジン最適化という意味で、検索エンジンで上位表示させる技術のことです。そしてSEOの基本は質の高いコンテンツです。

サイトやブログ内のコンテンツが充実したものであれば、より多くの閲覧者を集客することができ、広告の効果も高まります。

おわりに

Webサイトやブログに広告を掲載することで、広告主から紹介料として報酬を受け取ることのできるアフィリエイトですが、何もせずにサイトを運営しているだけでは収入は得られません。

より多くの報酬を得るには、それだけ多くのユーザーを集める必要があります。そのためには、ページ内のコンテンツをユーザーにとってメリットのある高品質なものにし、SNSなどにリンクを貼ってもらいやすくすることが、アフィリエイトで収入を得るための基本的かつ堅実な方法といえるでしょう。