Webアプリにおすすめレンタルサーバー比較と用途別の選び方

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公開日:2016.09.26更新日:2022.06.24

webアプリにおすすめなレンタルサーバー比較

ローカルな環境で開発したWebアプリのデプロイ先をどのサーバーにしようか、いざ探してみると面倒な方も多いのではないでしょうか。今回はWebアプリのデプロイ先となるおすすめレンタルサーバーと用途別の選び方を解説していきます。

開発アプリのデプロイ先レンタルサーバーの選び方

選び方

まずはWebアプリをデプロイする際に知っておきたいレンタルサーバーの選び方を説明します。デプロイ先のレンタルサーバーを選ぶ上で、あらかじめ知っておくべき知識となります。

選ぶポイント①:開発言語のサポートで選ぶ

レンタルサーバーを選ぶときは、Webアプリを開発した言語をサポートしているかを確認する必要があります。例えばPythonの言語で開発したWebアプリは、全てのレンタルサーバーでサポートしていません。

もし、Pythonをサポートしていても、サポートしているPythonのバージョンが古い場合がありますので対応バージョンにも注意したいところです。

選ぶポイント②:root権限の要・不要でサーバーを選ぶ

開発したWebアプリをデプロイする上でroot権限が必要か不要かは、事前に把握しておくべきです。もしroot権限が必要な場合は、レンタルサーバーでのデプロイが困難になる可能性が高いでしょう。

もし、root権限が必要な場合のWebアプリ開発のサーバーであれば、VPSをレンタル先として候補にするとよいでしょう。

選ぶポイント③:最低でも月額1000円以上のレンタルサーバーを選ぶ

開発したWebアプリを一般ユーザーに公開する場合は、少なくとも月額1,000円以上のサーバーを推奨します。

月額1,000円未満のレンタルサーバーは、安い反面スペックが低いため、ユーザーがWebアプリを表示する時に表示速度が遅いケースが多いです。表示速度が遅いと、ユーザーの離脱を招きます。また、表示速度はSEOのアルゴリズム要因の1つとなっており、表示速度が遅いことはSEOの低評価につながるため、マーケティング視点からもお勧めできません。

Webアプリをデプロイするケース別のおすすめレンタルサーバー

レンタルサーバーの選び方の説明した後は、ケース別におすすめレンタルサーバーを理由と共に紹介していきます。こちらの内容が分からない方は、開発者に協力を得ながらレンタルサーバーを探すとよいでしょう。

html、css、jsファイル設置やPHP開発におすすめなレンタルサーバー

Webアプリの開発言語の中でも、html、css、jsファイルやPHPファイルであれば、レンタルサーバーでも十分なケースが多くあります。比較的よくWebアプリで採用される開発言語のため、レンタルサーバー各社で幅広くサポートしております。

複雑な開発によるWebアプリでない場合は、レンタルサーバーで十分なことが多いです。前に説明した月額1,000円以上のレンタルサーバーの中で特におすすめなレンタルサーバーを2つ紹介します。

エックスサーバー

Xserverプラン
プラン スタンダード
初期費用 3,300円
月額費用 1,320円
ディスク容量 300GB
対応言語 Perl、PHP、Ruby、Python、SSI

ConoHa WING

ConoHa WINGプラン
プラン ベーシック
初期費用 無料
月額費用 1,320円
ディスク容量 300GB
対応言語 perl、php、python、ruby

上記で紹介したレンタルサーバーのうち、WordPressに特化したパフォーマンスを見せるConoHa WINGはおすすめです。ドメインが無料でセットになるWingパックおすすめできるポイントです。

開発言語(Python、PHP、Perl、Ruby)でレンタルサーバーを探す

プログラム言語の中で、Python、PHP、Perl、Rubyに関しては、対応バージョンやroot権限が必要なケースがほとんどなので、柔軟な権限がサーバーに求められます。エックスサーバーのような共用レンタルサーバーは、言語の対応バージョンが少ないことやroot権限が与えられないことが一般的なため、不向きであると言えます。

もし十分な権限が求められる時は、各社が取り扱いしていることも多い、VPS(仮想専用サーバー)を選択肢に含めることをお勧めします。

VPSはroot権限や開発言語のサポート、インストールなど柔軟な対応が可能です。ここでは、柔軟な設定が可能なVPSを2つレンタル先として紹介します。

ConoHa VPS

ConoHa VPSプラン
プラン 2GB
初期費用 無料
月額費用 1,848円
ディスク容量 100GB

さくらのVPS

さくらのVPSプラン
プラン 2GB
初期費用 無料
月額費用 1,738円
ディスク容量 100GB

柔軟なWebアプリのデプロイが必要な時に選ぶサーバー

他にもWebアプリの開発状況で様々なケースが存在します。ここではWebアプリ個別ケースごとにおすすめとなるレンタルサーバーを紹介していきます。

PHPのWebアプリをLaraverlで開発するときのレンタルサーバー

LaravelのフレームワークでWebアプリを開発してデプロイする場合は、対応可能なレンタルサーバーを選ぶ必要があります。PHPのバージョン、SSH接続、データベースが必要です。また、レンタルサーバの管理画面からSSH設定ができるとデプロイの手間が抑えられます。

レンタルサーバーの中でLaravelを使用する場合は、mixhostがおすすめです。Laravelには、SoftaculousというアプリインストーラーでLaravelをカンタンインストールすることが可能です。

mixhost

mixhost<プラン
プラン スタンダード
初期費用 無料
月額費用 990円
ディスク容量 300GB

Cronによる自動化など高負荷な処理はVPS(仮想専用サーバー)がよい

PythonでCronはエックスサーバーでも行うことが可能です。ただし、自動実行や高負荷な処理を必要とする場合は、そもそもレンタルサーバー側が推奨していないケースがほとんどです。このような自動実行や高負荷な処理は、レンタルサーバーではなくVPS以上を選ばないとWebアプリのデプロイ先として不適切になる可能性があります。

高負荷な処理も検討可能なおすすめVPSであるさくらのVPSをレンタル先として紹介します。

さくらのVPS

さくらのVPSプラン
プラン 2GB
初期費用 無料
月額費用 1,738円
ディスク容量 100GB

より柔軟な開発環境やスケーラブルサーバーを探す場合

今回はレンタルサーバーを中心に説明していきましたが、より柔軟なサーバー環境・スペック、スケーラブルサーバーをお探しの場合は、AWSやGoogleCloudPlatformなどからWebアプリのデプロイ先と選ぶとよいでしょう。また、無料で試せるHerokuをデプロイ先にするのもよいと思います。

これらは、開発コストや開発可能なエンジニアアサインを必要としますので、予算規模や手軽にデプロイしたい場合は、レンタルサーバーもしくはVPSがおすすめです。

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