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ビジネスの基本用語の1つである「PDCAサイクル」。仕事の進め方の指標として一般的に使われていますが、実はWebサイト運営における「アクセス解析」にも活用することが可能です。
アクセス解析をPDCAサイクルで実施することで、自社サイトの改善や向上につなげることができるため、Webサイト制作・運用担当者は、その仕組みについてしっかりと把握しておくことが大切です。
そこで今回は、PDCAサイクルにて成果を上げるための、Webサイト運用の考え方についてご紹介します。
目次
PDCAとは「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の頭文字を並べたビジネス用語の1つで、業務の効率的な進め方の指標となる考え方です。
元々は生産管理の業務改善プロセスを表す考え方でしたが、今ではビジネス一般で幅広く使われています。
その4つのプロセスを順に実施し、仕事の品質を維持・向上・継続・改善していくマネジメント手法を「PDCAサイクル」といいます。
WebマーケティングにおいてもPDCAサイクルは非常に密接に関連しており、アクセス解析をPDCAサイクルで実施することで、サイトの改善や向上に役立つといわれています。
では、Webサイト運用におけるPDCAサイクルの流れを見ていきましょう。
まずは、Webサイトの目標を設定し、施策を立てることからスタートします。
例えば「Webサイトからの問い合わせ数を月に10件獲得する」という目標を設定したら、この目標に到達するためにはどうすれば良いのかという施策を考えます。
施策としては「Webサイトのコンテンツを増やす」「ターゲットを絞る」「広告を出稿する」などが挙げられます。
この際「施策を実行する期間」についても明確に決めておくようにしましょう。
「P」で決めた施策を実行します。
実際に施策を運用してみると、あっという間に目標に到達したり、逆に想定していた結果になかなか到達しなかったりなど、新たな課題や気付きが見えてきます。
このプロセスで重要となるのが「アクセス解析」です。目標に合わせてアクセス解析ツールの項目を設定・記録しておくことで、その結果を基に次の段階へ進むことができます。
施策の実行期間が過ぎたら、施策結果の評価・検証を行います。
例えば「Webサイトからの問い合わせ数を月に10件獲得する」という目標に対して、「広告を出稿する」という施策を立てていたとします。施策実行の結果、問い合わせ数月10件という目標を達成できた場合、その施策は「成功」と判断することができます。
しかし、広告出稿によって訪問者数や問い合わせ数は増加していても、訪問したユーザーの直帰率が高かったり、誘引したいページへのアクセス数が増加していなかったりなど、アクセス解析によって新たな問題点が判明することがあるため、施策結果は総合的な観点から評価することが重要です。
「C」で判明した課題や問題点をふまえ、改善策を考えます。
目標達成できなかった場合は、アクセス解析の結果を元に改善点や問題点などを明確にし、改めて目標と施策を設定します。
また、目標を達成した場合も「C」の段階で明らかになった課題をふまえ、さらに問い合わせ数を増やす施策を検討するようにしましょう。
PDCAサイクルを効果的に回すためには「D」の段階において、アクセス解析ツールを使用し、「ログ解析」を行うことが重要です。
「訪問者数」をはじめ「ページ別アクセス数」や「滞在時間」「平均セッション時間」「直帰率」「アクセス元ページ」「利用しているデバイス」などの項目は、Webサイトを向上するための必須情報といえます。
これらのデータを基にPDCAサイクルを繰り返し回すことで、Webサイトの質をより向上させ、目標達成率を上げることにつながるのです。
今回は、PDCAサイクルにて成果を上げるための、Webサイト運用の考え方についてご紹介しました。
仕事の進め方として使われることが多い「PDCA」という考え方。Webサイトの運用に欠かせないアクセス解析においても、PDCAサイクルを実施することは、サイトの品質や売り上げ向上を実現する上でとても重要となります。
あなたの企業のWebサイトでもぜひPDCAサイクルを活用し、コンバージョン率アップを実現させましょう。
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